出版社内容情報
「在庫管理」について、みなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか。「ウチは小規模だから関係ない」と思っているとしたら、それはもったいない誤解です。
在庫管理は、メーカーはもちろん、卸・小売などの流通業、ネットショップなど、リアルな形のある商品を扱っているならば、業種・規模を問わず、どんな会社でも必要な技術であり、地味ではありますが役に立ちます。
もし、在庫管理をやったことがなかったとしたなら、ぜひ、本書を読んでチャレンジしてみてください。倉庫がすっきりと片づいて使いやすくなったり、過剰在庫が減ってキャッシュフローがよくなったり、いいことが色々起こるはずです。
この本は、在庫管理の初学者に向けて、考え方の基礎となる情報をとりまとめてお伝えするものです。適正在庫量の維持に必要な本的な計算も含め、すべてオープンにしています。ですから、ご自身で、ご自身の会社の在庫状況についてシミュレーションを行ってみることも可能です。
内容説明
在庫管理のプロフェッショナルがおくるいちばんわかりやすい入門書。豊富な図解で初学者に最適!読んだその日から業務に使える在庫管理の決定版!
目次
第1章 もしも在庫管理を任されたら
第2章 「在庫」とは何か
第3章 在庫量のコントロールをいかに成功させるか
第4章 ムダをなくし利益を生み出す在庫管理改善へのステップ
第5章 在庫管理システムの特徴と活用事例
第6章 これからの物流と在庫管理
著者等紹介
芝田稔子[シバタトシコ]
株式会社湯浅コンサルティングコンサルタント。早稲田大学人間科学部卒業後、株式会社日通総合研究所に入社。官公庁関連の調査研究、物流事業者及び荷主企業を対象としたコンサルティング業務に従事する。物流ABC導入、在庫管理導入については、この頃より現在に至るまで継続して取り組んでいる。2004年4月、日通総合研究所を退職して現在に至る。物流危機対応、SDGs等をテーマにした講演活動も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。