出版社内容情報
貿易実務を身につけるには、「貨物の流れ」と「お金の流れ」「書類の流れ」の理解が必要。3つのなかでも貿易実務では、輸出入にかかわる実務は書類で行われるために、貿易取引の各段階で登場する「貿易書類」に関する知識が求められる。本書は、取引の流れとともに具体的なフォーマットを例示しながら貿易書類についてのポイントを端的に解説する入門書。インコタームズ2020の改訂に対応するとともに、決済や通関などの最新情報を盛り込んだ一番わかりやすい貿易書類の本。
内容説明
取引の流れに沿って必要な貿易書類の読み方とつくり方がわかる。
目次
第1章 貿易取引の流れと書類の役割
第2章 貿易取引で最も重要な書類
第3章 法規制と取引の交渉・契約にかかわる書類
第4章 輸送にかかわる貿易書類
第5章 通関にかかわる書類
第6章 決済にかかわる書類
第7章 保険にかかわる書類
著者等紹介
黒岩章[クロイワアキラ]
貿易ビジネスコンサルタント。ジェトロ認定貿易アドバイザー(現AIBA認定貿易アドバイザー)。1953年大阪生まれ。1976年神戸大学経済学部卒業、同年に総合商社の丸紅株式会社に入社。運輸保険部にて鉄鋼製品、製鋼原料、穀物、肥料、砂糖、機械など多岐にわたる商品の貿易実務に従事する。10年間の米国駐在を含む国際ビジネス経験が豊富で、商社や船会社、保険会社、フォワーダーなど貿易関係業界に幅広い繋がりをもつ。2001年より伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社に勤務し、物流保険部長、常勤監査役を経て2018年に同社退社。貿易ビジネスコンサルタントのほか国際商業会議所日本委員会をはじめ各所で貿易実務セミナー講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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