内容説明
本書では、なぜ技術革新によっても生産性が上がらないのか、その謎を解きました。謎を解くための手掛かりとなったのが「エントロピー」です。さらに歴史を俯瞰して、近代の資本主義がどのような時代背景のなかから生まれてきたのかを探り、資本主義が最終的に崩壊する運命を辿らざるをえないことを、歴史の文脈から読み解きました。
目次
第1章 2018年から日本経済の崩壊が始まる「10大予言」
第2章 歴史のサイクルから見た資本主義崩壊の兆候
第3章 資本主義で生産性が上がらないのは自然法則が原因
第4章 資本主義の崩壊を歴史の枠組みから解き明かす
第5章 秩序崩壊へと突き進む世界経済の諸相
終章 資本主義の崩壊後に来るべき新たなシステム
著者等紹介
野田聖二[ノダセイジ]
1982年、東北大学経済学部卒業後、埼玉銀行(現埼玉りそな銀行)入行。1994年、投資顧問会社(あさひ投資顧問)に出向し、チーフエコノミストとして9年間マクロ経済調査・予測を担当する。2004年より、日興コーディアル証券FA(フィナンシャルアドバイザー)、2007年に独立し、エコノミストとしてセミナー講師や執筆業等に従事する。景気循環学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。