出版社内容情報
アフリカのサヴァンナに住む動物たちを例に,生物進化の面白さを解説する好著.なぜキリンの首は長くシマウマは縞模様なのか,スポーツファンの群集とインパラの群れの関係,世界最強の動物ミツアナグマの生態など,最新の研究を紹介.最終章ではヒトの進化も取り上げる.著者が現地で撮った動物たちの写真も美しい.
?部 進化の妙技
1章 ハイエナの雌のペニス
2章 キリンの首
3章 ガゼルは賭けをする
4章 シマウマはなぜ縞模様なのか?
?部 行動の謎
5章 シロアリのパイプオルガン
6章 アンテロープのウェーヴ
7章 ゾウの独裁とスイギュウの民主主義
8章 嘘つきアンテロープ
?部 一風変わった動物たち
9章 フンコロガシと天の川
10章 ゾウの地震波
11章 ミツアナグマ,世界一凶暴な生き物
12章 ライオン・キング,七つの誤り
?部 知恵者たちとヒト
13章 人間がもたらすライオンの子殺し
14章 サヴァンナの砂嵐
15章 アフリカでのヒトの進化
レオ グラッセ[レオ グラッセ]
著・文・その他
鈴木 光太郎[スズキ コウタロウ]
翻訳
内容説明
こん棒代わりのキリンの首、天の川を道標にするフンコロガシ、世界最凶のならず者ミツアナグマ―アフリカの地で記した、進化をめぐる15話。
目次
1 進化の妙技(ハイエナの雌のペニス;キリンの首 ほか)
2 行動の謎(シロアリのパイプオルガン;アンテロープのウェーヴ ほか)
3 一風変わった動物たち(フンコロガシと天の川;ゾウの地震波 ほか)
4 知恵者たちとヒト(人間がもたらすライオンの子殺し;サヴァンナの砂嵐 ほか)
著者等紹介
グラッセ,レオ[グラッセ,レオ] [Grasset,L´eo]
フランスの若手科学解説者。YouTubeの人気科学番組「ダーティーバイオロジー」を制作。1989年、サンテチェンヌ生まれ。フランスの海外県、カリブ海のグアドループにあるアンティル大学で生物学や生態学を学び、モンペリエ大学で生態学・進化学の修士号を取得。その後、カナダのモントリオールやアフリカのジンバブエで研究を行った。2014年から活動の拠点を東南アジアに移し、タイから情報発信を続けている
鈴木光太郎[スズキコウタロウ]
新潟大学人文学部教授。専門は実験心理学。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。