これならわかるマススペクトロメトリー

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  • サイズ B5判/ページ数 167p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784759808636
  • NDC分類 433.2
  • Cコード C3043

出版社内容情報

《内容》 「質量分析計で何がわかるのか」といった質量分析の基礎の基礎やマススペクトルのピークの読み方から,より効果的に使いこなすための技術やコツまでを,項目ごとに見開きを基本としてまとめたマススペクトロメトリーのユニークな入門解説書.    

《目次》
1章 はじめて質量分析計に出合う人のために(はじめて質量分析計に出合う人のために/質量分析の流れ/試料を用意する/他)2章 質量分析装置の常識(質量分析計とはどのようなものか/一般的な質量分離装置の特徴/さらに詳しく分子の構造を調べる/クロマトグラフィーと質量分析法/他)3章 イオン化法の常識(試料に合ったイオン化法を選ぶ/電子イオン化法/化学イオン化法/高速原子衝撃法/エレクトロスプレーイオン化法/他)4章 やさしいマススペクトルの読み方(マススペクトルのピークの読み方/分子量関連イオンとは/他)5章 実際に試料を測定するために―よりよい測定を行うためのサンプリングとは?(試料を準備する/微量の試料を扱うための小道具/それぞれのイオン化法に応じた注意点/他)

内容説明

マススペクトロメトリーの入門書。あくまでも読者対象は化学系の大学2年生程度の知識をもった人びとである。それ以外に、化学の知識はあまりなくても与えられた仕事が質量分析であったりとか、新聞紙上を賑わしている環境ホルモンを、どのような装置で分析しているのかを知りたいという専門外の人びとにも装置の全体像が理解できるように書いてある。

目次

1章 はじめて質量分析計に出会う人のために(はじめて質量分析計に出会う人のために;ほかの分析機器と比較する ほか)
2章 質量分離装置の常識(質量分析計とはどのようなものか;よく使われる質量分離装置の特徴 ほか)
3章 イオン化法の常識(試料に合ったイオン化法を選ぶ;電子イオン化(EI)法 ほか)
4章 マススペクトルの読み方の常識(空気のマススペクトル;マススペクトルの読み方に入る前の常識 ほか)
5章 実際の試料を測定するために(試料を準備する;微量の試料を扱うための小道具 ほか)

著者等紹介

志田保夫[シダヤスオ]
1945年山梨県生まれ。1970年東京理科大学理学部卒業。現在、東京薬科大学中央分析センター助教授。農学博士。専門は魚介類毒のMSによる探索、液体イオン化法の応用

笠間健嗣[カサマタケシ]
1951年福島県生まれ。1976年東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、東京医科歯科大学機器分析センター助教授。理学修士。専門は糖脂質を中心とした生体内微量脂質の構造解析

黒野定[クロノサダム]
1965年愛知県生まれ。1994年電気通信大学大学院電気通信学研究科博士課程修了。現在、オクラホマ大学ヘルスサイエンスセンター助手。理学博士。専門は質量分析法を用いた生体内シグナル伝達機構の解明

高山光男[タカヤマミツオ]
1955年群馬県生まれ。1980年工学院大学化学工学コース卒業。現在、東邦大学薬学部中央機器室質量分析室上席技術専門員。薬学博士。専門は気相イオンの物理化学、MSのタンパク質化学への応用

高橋利枝[タカハシトシエ]
東京都生まれ。徳島文理大学薬学部卒業。現在、東京大学大学院医学系研究科助手。専門は医学・薬学領域への質量分析の応用
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

utsuken

0
読了2012/02/06

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