目次
三つの出合い
若い子に伝えたいことがある
出会いからエネルギーが湧いてくる―「阿賀ルネサンス」に学んだ私の解放運動
違和感からライフワークへ
どこに行っても仲間がいる
青年がとにかく集まれる場を
下の世代の兄ちゃんになる
小説は部落問題を伝えるツール
活動と子育てにおけるジレンマ
祖母から母、そして私がつなぐ解放運動
一〇年たって話せるように
人をたいせつに生きていきたい
もっと早く知りたかった
穢れ意識をなくしたい
きょうだいたちは私が守る
ダブルの私から見える部落問題
差別に殺されてほしくない
部落問題を語ることの困難とその可能性
著者等紹介
内田龍史[ウチダリュウシ]
1976年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻社会学専修修了。博士(文学)。現在、尚絅学院大学総合人間科学部現代社会学科教員。専門は社会学、部落問題論、マイノリティ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だまし売りNo
7
「今日、家に帰ったら「雑誌『部落解放』の取材を受けた」とミクシィに書いて、そこからママ友と部落問題についての会話が広がっていったらいいな」。このような活動は「街頭でビラをまいたり集会に参加することよりむずかしいことであるし、意義のあること」という。 これは社会問題の取り組みとして考えさせられる。社会運動家が集団的な市民運動の狭い世界だけで活動していないか。それでは若い世代が新たに社会運動に参加するとしたら、伝統芸能の世界に入るような覚悟で前の世代の運動論を継承するしかなくなってしまう。2020/12/05
ハメ・ドゥースト
1
★☆☆2015/04/26
saku_ss7
0
部落差別って今もあるのでしょうか。2015/03/01