内容説明
量子光学を使って初めて扱える光の状態について解説。その状態の時間発展、特に、光の波動性と粒子性がどのように現れるかを詳細に述べる。ビジュアルに訴える位相と振幅(変位)の図を多用した。
目次
第1章 光の量子状態(光の量子力学的記述;コヒーレント状態;バランス型ホモダイン測定 ほか)
第2章 光の量子状態生成(コヒーレント状態の生成;スクイーズされた真空状態の生成;単一光子状態の生成 ほか)
第3章 光の量子状態操作(種々の量子状態操作;量子テレポーテーション;量子ゲートテレポーテーション)
著者等紹介
古澤明[フルサワアキラ]
1984年東京大学工学部物理工学科卒業。1986年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了。日本光学工業(株)(現ニコン)入社。東京大学先端科学技術研究センター研究員、カリフォルニア工科大学客員研究員を経て、2000年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻助教授。2007年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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