Lexicon 現代人類学

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784753103447
  • NDC分類 002.04
  • Cコード C0010

出版社内容情報

テロリズム、金融危機、気候変動にともなう環境破壊……、21世紀の最初の四半世紀において、人類は未だかつてない危機に直面している。「人新世」に代表されるような自然と人間の関係を巡る「存在」の問題、市場と国家、負債と倫理を巡る「経済・政治」の問題、科学技術やバイオテクノロジーの進展を含み込む広義の意味での「アート」の問題。「存在」「経済・政治」「芸術(アート)」という大きなテーマにおいて、時代の変化とともに新しい知の在り方が、今日求められている。なかでも人類の文化や社会、それをとりまく環境世界との関係を探求し続けてきた「人類学」もまた、変化を遂げつつある。

 本書は、哲学、政治学、心理学、言語学、霊長類学、考古学、精神分析、民俗学、環境人文学との対話を続けながら、21世紀の次の四半世紀に向けて新たな「人文学」を構想しようとする、現代人類学の「思想」と「実践」を追った、50項目の「読む」キーワード集である。

01.再帰人類学 02.レヴィ=ストロースの構造主義 03.存在論をめぐる論争 04.パースペクティヴィズム 05.今日の民族誌 06.今日のブリコラージュ 07.対称性人類学 08.アニミズム 09.自然/人間 10.人新世など、全50項目

奥野 克巳[オクノ カツミ]
編集

内容説明

テロリズム、金融危機、気候変動に伴う環境破壊…地球規模の危機が迫る今、新たな知の在り方が求められている。人類の存在そのものが危ぶまれる現代の諸問題に対して、人文・社会科学にはいかなる応答が可能なのか。今日的課題に挑む、現代人類学の思想と実践を迫った50項目の「読む」キーワード集。

目次

再帰人類学
レヴィ=ストロースの構造主義
存在論をめぐる論争
パースペクティヴィズム
今日の民族誌
今日のブリコラージュ
対称性人類学
アニミズム
自然/人間
人新世〔ほか〕

著者等紹介

奥野克巳[オクノカツミ]
1962年生まれ。立教大学異文化コミュニケーション学部教授

石倉敏明[イシクラトシアキ]
1974年生まれ。秋田公立美術大学大学院複合芸術研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬佳彰

15
いわゆる用語集。現代人類学の50個の用語に関し、見開き2ページずつくらいで解説されている。ざざっと読んだが、結構、お腹いっぱい感はあるなあ。解説者によるが、基本的には平明な解説で、専門書にありがちな、用語や人名を記載して放り出す形式ではないのはありがたい。現代人類学が扱っている分野や諸学との関係、用語間の関係、参考書などが記載されている。本書を読んで、人類学の範囲って広過ぎないか?大丈夫なのか?って思っちゃったけどね。2022/11/15

渡邊利道

2
存在論的転回以後の人類学の主要トピックを、項目別にチャート式で解説した薄い本だが内容はわりと読み応えがあり、簡潔に現在の人類学の関心がどのような歴史的な経緯で発生し、批判的に展開したかが理解でき、文献を遡る参考にもある。図書館で読んだが手元に置いてもいいなと思える本だった。2018/06/08

ざっきい

2
ふと目につき読んだ本。現代人類学にまつわる語彙を纏めたもので、「Lexicon」は語彙目録の意味らしい。文化人類学に限らず取り上げられており、アナーキズムやアクティビスト、シンギュラリティまで取り上げられている点、射程の広さを感じる。しかし短い説明のせいか不勉強のせいか、問題の深さも解決の鮮やかさも見えない。それにしても「転回」好きだなあと感じる。2018/06/10

まいぺーす

0
2018/09/28

A.S

0
人類学の初学者というよりも、ある程度同分野について学び、その後どのような研究分野があるのかを開拓するような人向けという印象。それぞれトピックごとに、人類学だけではなく哲学や人文学についての記述も豊富。むしろそっちの方が土台になっているから多いかも。2021/01/09

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