憂鬱な国/憂鬱な暴力―精神分析的日本イデオロギー論

個数:
  • ポイントキャンペーン

憂鬱な国/憂鬱な暴力―精神分析的日本イデオロギー論

  • 小林 敏明【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 以文社(2008/07発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 50pt
  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784753102648
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

戦争体験の風化に反比例するかのように、いま・なぜ“戦争と罪責”の問題が浮上してくるのか?精神病理学を専門とする著者が、“近代性と感情”という視座から日本思想史の読み直しを試みる。

目次

戦争と罪責意識について
第1部 メランコリーと暴力(戦争とメランコリー―アインシュタイン・フロイト往復書簡に寄せて;負い目あるいは権力意識の発生―ニーチェからフーコーへ)
第2部 戦後天皇制をめぐって(無のレトック―日本的イデオロギーの一原型・和辻哲郎;憂鬱な国―三島由紀夫「文化防衛論」を再読する)
第3部 アジアの近代(ナショナリズムにおける感情の問題―孫歌『アジアを語ることのジレンマ』との対話の試み;「近代の超克」とは何か―日本近代思想史への一視角)

著者等紹介

小林敏明[コバヤシトシアキ]
1948年生まれ。ベルリン自由大学学位取得、ライプツィヒ大学教授資格取得を経て、ライプツィヒ大学東アジア研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろゆき

1
主体というものが支配的イデオロギーに対抗する反抗点にはならず、むしろ支配的イデオロギーが貫徹するために機能するメカニズム。それをフロイト、ニーチェ、フーコーなどを拠り所に示す。行動規範が内面化され、それに従属する主体。アルチュセールのイデオロギー論と切り口は違うかも知れないが、基本、同じかと。普通に学校教育を受け、本を読み、恋愛をし、仕事をし、支出するという普通の日常が、権力を再生産する。自分は「外部」にいることは不可能。他に、三島由紀夫にとっての民族、天皇が典型的右翼との差異があることを示す論考など2012/04/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/898476
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。