出版社内容情報
リンの谷をおそった異常気象。谷は雪にうずもれ、食料は底をついた。そして不気味な霧とともに「魔の山」からやってきたものは・・・・。スリルあふれるローワンシリーズ、待望の第5巻発売!いくつもの冒険を重ねてより勇敢に、より賢くなったローワンがリンの谷史上最大の困難に立ち向います。 小学校中学年~中学生
内容説明
リンの谷をおそった異常気象。谷は雪にうずもれ、食料は底をついた。そして不気味な霧とともに、白い魔物がやってくる。村人たちは生きのびるために、リンの村をあとにした。残されたのは五人だけ。バクシャーと運命をともにすることを決意したローワンと、女長老ラン、ノリスとシャーランの兄妹、それに家具屋のフロンデンだった。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
1948年、シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ。『ローワンと魔法の地図』(あすなろ書房)で1993年度オーストラリア最優秀児童図書賞を、『ローワンと伝説の水晶』で1997年度優秀賞を受賞
さくまゆみこ[サクマユミコ]
東京生まれ。出版社勤務を経て現在はフリーの翻訳家ならびに玉川大学英米文学科講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なおなお
13
ローワンシリーズ5巻目。ローワンが住むリンの村では厳しい冬が続く。生活がどんどん辛くなる描写が辛い。そしてローワンの運命の役割、今までに出会ってきた仲間よ絆、リンの壮大な歴史…今回も大変読み応えがあった!2023/01/25
こかげ*ゆるゆる
13
最終巻。主人公一行と、何度も死にかけたり命拾いしたりした。毎日読めなくて、一週間おいといたり。温故知新。命がけの場合、どんなにあがめ奉るご先祖の恥だろうが、ぶちまけましょうよ〜(T-T)[賢い女]シバには、ローワンと一緒にハラハラさせられ、ラスト、ニヤッとさせられました(^з^)そうこなくっちゃあ♪2013/12/09
kaizen@名古屋de朝活読書会
10
恐くても、うろたえなければ生きていける。 踏みとどまることが大切。2011/04/09
サゴ
9
内気で優しい少年ローワンが、村人たちを救うため旅に出るシリーズ5作目。予言に従い謎を解きながら進む旅はゲームのよう。役立たずと村人から言われ続けたせいで、すっかり自信を失っていたローワンだが、試練を乗り越えるうちに自分にしかできないことがあることを知る。一生懸命前を見て進む姿は応援したくなる。2009/11/24
呉藍
7
ここまでの四巻が信じられないくらいに、読んでて楽しい五巻目。出てくる出てくる秘密の数々。あー、そういうことなんだ!とちょっとしたびっくり箱。でもこれって最終巻なんでしょうか。2010/05/29