出版社内容情報
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内容説明
何が人間の才能をひきだすのか。感動は人間を変える。何に出会い、何に感動するか。この本は、1981年9月20日(伊勢原市民文化会館)『よい本をひろめる会』主催の講演をもとに編集したものです。
目次
動物に与えたふしぎな力
人間に与えたふしぎな力
子供の才能にふたをする一番よい方法
感動は心の扉をひらく
しらくも君の運命を変えたものは?
何に出会い、何に感動するか
あるお母さんの話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
55
「先生からも見捨てられた。悲しかったなあ」という「しらくも君」の運命を変えたものは?「しらくも君」とは、椋鳩十さんの同級生のあだ名です。いわゆる劣等生。先生からも無視されていた彼を変えたのは一冊の本。その本を読み、感動したことで彼は驚くべき変貌を遂げました。この本は椋鳩十さんの講演録です。二つのことが学べます。一つは、「子供の才能に蓋をする方法」です。そして、もう一つが「蓋を外す方法」です。私がこの本に巡り会えたのも運命かもしれません。子供たちにかぶせてしまった蓋を外すために、できる限りのことをしよう。2019/12/04
ちぐ
39
この本は、子育て中のお母さんや自分に自信を無くしてる人が読むといいのかも。人間の数だけ才能にも個性があって、どんな人間でも、必ず何かを持っている。いろんなことによって出せないだけ。どうして奥の方にある力が出ないのか?いったい何がそうさせてるのか?思い当たる節があって、グサッときました。心の奥に眠っている力を震い起こさせるには大きな刺激を与えればよい。「感動は心の扉をひらく」つまりそういうことです。2015/07/04
とよぽん
33
講演録であるため、分かりやすい言葉で書いてある。人間の業(ごう)・・・愛情が深ければ深いほど、お互いに傷つけ合うという性質を、人間は持って生まれてきている。そんな、中盤の重い話の後、しらくも君の逸話が始まる。「感動は心の中に起こる地震。人の心を変えていく」椋鳩十さんは、特に本との出会いを、本による感動を、力説していらっしゃった。1987年12月27日、82歳で亡くなられた。教科書に長年掲載されている「大造じいさんとガン」の作者。2019/12/24
ぷりん
21
40年ほど前の講演。聞きたかったな。しらくもくんの心を変えるほどの本が読みたい。そして、そんな本に出会いたい。「感動」って心を変えることができるほど、尊いものなんだね2022/01/31
陽子
21
小学生の頃、著者の童話集を読んでいた。動物のお話が多かったけれど、温かく胸打たれるお話が多かったと記憶している。この本は講演の語り、そのままの本。「動物の話を書く作家」と世間からレッテルを貼られたから、他の小説書きたくても書けなかった。けれども、「それなら徹してやる!」と書き続けた著者。「感動は、人間の心に起きる地震で、素晴らしい方向に人の心を変えていく」という色々エピソード。「しらくもくん」と馬鹿にされ続けた友人が、一冊の本との出会いで人生と運命が180度変わった話、すごい。何才になっても変動は起こる。2019/03/16




