出版社内容情報
子どもの成長と学習への理解に大きな影響を与えてきたアメリカの心理学者ジェローム・ブルーナーの主要な思想と理念をたどる。言語獲得、文脈の重要性、足場かけ、他者との相互作用、ナラティヴなどを、事例を交えてわかりやすく解説
目次
第1章 ジェローム・ブルーナーの生い立ちとその時代
第2章 ジェローム・ブルーナーの心の人生
第3章 心と意味
第4章 素晴らしき赤ちゃん
第5章 コミュニケーションから話すことへ
第6章 名付けと指示の学習
第7章 依頼と質問の学習
第8章 ペダゴジーと学習
第9章 ナラティヴ:物語をつくる
著者等紹介
シュミット,サンドラ[シュミット,サンドラ] [Smidt,Sandra]
1943年にアパルトヘイト体制化の南アフリカで生まれる。大学で心理学と統計学を学んだ後イギリスに渡り、マンチェスター大学で教育学の修士号を取得。その後ロンドンに移り、ウィリアム・パッテン幼児学校の校長をつとめるなど幼児教育に携わる。1996年には母国である南アフリカを訪れ、NGO職員として幼児教育に関するプロジェクトでコーディネーターの役割を担い、1999年に帰国するとイースト・ロンドン大学の上級講師、後に主任講師となった
野村和[ノムラナゴミ]
1973年生まれ。上智大学文学研究科教育学専攻博士後期課程満期退学。現在、武蔵野短期大学幼児教育学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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