買われる子どもたち―無垢の叫び

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買われる子どもたち―無垢の叫び

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750309903
  • NDC分類 368.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

タイ,フィリピンでの児童買春の実態,逮捕された日本人へのインタビュー,児童買春根絶へむけた国内外の取り組み,そして国際会議のレポート。朝日新聞に連載され反響を呼んだルポの単行本化。

第一章 少女たちに伸びる魔の手
第二章 加害者としての日本人
第三章 現地NGOの取り組み
第四章 世界の流れと日本での取り組み

内容説明

アジアの子どもはなぜ買春の罠に落ちるのか。失われた夢と傷ついた心からの回復の道を追う。

目次

第1章 少女たちに伸びる魔の手(ミーチャの夢;山岳民族の少女たち;三日間の地獄 ほか)
第2章 加害者としての日本人(処女を求めた大学助教授;医師を名乗る「ドク」;日本で売買される女性たち)
第3章 現地NGOの取り組み(政府を監視するNGO;自立をめざす人形づくり;開発教育プログラムのなかで ほか)
第4章 世界の流れと日本での取り組み(スウェーデンの取り組み;告訴に乗り出す日本の弁護士たち;子どもポルノへの対処をめぐって;問われる日本社会)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

幸音

14
ゼミ発表用に借りたタイの子ども買春についての本。1997年の話だから情報や状況が若干古いけど、ひどいとしか言えない。貧困、男女差別、教育、物質文化によって派生する。タイでは未婚既婚問わず男が少女を買うのが普通と見なされ、現地の人々だけでなく日本人、中国人、ヨーロッパの人々が子どもを買うなんて。家族に何て言ってタイに行っているのだろう。第4章ではポルノを輸出し、外国人の中で逮捕者が最も多い日本の子ども買春への遅れた姿勢が恥ずかしかった。人道援助がテーマのゼミなので、第3章のNGOの取り組みを中心にまとめた。2012/06/07

ReadingYear

1
大久保さんの講演を聞いた後に読みました。子どもたちがあまりにも可哀想で読んでて気持ち悪くなりました。。。そして途上国の貧困について考えさせられます。2011/10/24

ヨハネス

0
こういう実態があることを知らないわけじゃなかった。けどやはり直視するのが辛すぎ。すごく気落ちするから、元気のない人は読まないほうがいいと思うぐらい。なんとか読みとおしました。2013/10/25

MADOKA

0
1997年のものなので資料が古いと思うが、今でも女の子だから学校に行けない。働く場所がないから体で稼ぐしかないという考え方があるのだと思う…。いかにしてこの問題を解決するのか…考え方を変えていくのかを考えることが重要であり難しいことなのだと感じた。2013/08/07

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