ヨコハマ浄夜

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750003337
  • NDC分類 772.137
  • Cコード C0095

内容説明

「港のメリー」の独白や、元次郎のシャンソン語りが。野毛大道芸の喧噪や、ジャズプロムナードのエリントン、そして,男と女の笑い声が…。ハマの活動家が、考証人として、呼び込みとして、またときには自身が演者として見届けてきた横浜の芸術運動を、アジビラ的に描く行動的ヨコハマ論。

目次

五大路子ひとり芝居「横浜ローザ」を見る
野毛大道芸三分裂
ある自由人の死
「暗闇坂の女」オリジナル公演
ヨコハマ浄夜
B級迷宮譚・山崎洋子作品を軸に
元次郎、シャンソン語り
二十三の瞳
横浜下町のサンバ
ラテン浪曲「きいろい黒いオルフェ」
ホンコンに驚いたよ、香港返還記念ぎょうざライブ
ジャズ・プロムナード・横浜エリントン週間
ホッジス「白昼夢」の裏
茶碗陣
野毛山説論争
ジャズ落語「お菊の皿」
ショーロ落語「芝浜」

著者等紹介

平岡正明[ヒラオカマサアキ]
1941年生まれ。作家、評論家。早大露文科中退。在学中、政治結社「犯罪者同盟」を設立。特異な活動を展開。60年代初頭、吉本隆明、谷川雁らの自立学校事務局を担うが、ラボセンター争議を機に谷川雁と訣別。67年に「ジャズ宣言」を『ジャズ批評』誌創刊号に発表してデビュー(単行本『ジャズ宣言』は1969年5月、イザラ書房から)。以降、批評対象は革命・犯罪・落語・歌謡曲・浪曲・新内・河内音頭・空手にまで拡がり、大衆の清念と革命とを結び、論じ続ける。1990年『大歌謡論』で第4回「大衆文学賞研究賞」を受賞。1994年『浪曲的』で第1回「斎藤緑雨賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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junne

1
シャンソンコンサートを企画するくだりが面白かった。野毛での地元密着がうかがえて楽しい2018/06/12

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