内容説明
この事故=事件が私たちに突きつけている課題とは?住む=暮らす場所を剥奪されるとは一体何を意味するのか。事故の実態について情報は自由に十分に伝えられたのか。原発政策をめぐる世論はどのように形成され、変わるのか。
目次
第1章 場所の喪失/剥奪と生活保障(2つの場所剥奪;場所剥奪と非対称性;場所剥奪に関する問い ほか)
第2章 情報の自由で豊かな流通に基づく自省的社会へ(情報の自由のための原理論;情報の流通過程の擁護;情報の自由と緊急事態 ほか)
第3章 原発依存の是非をめぐる世論の動向(理論的背景;データと分析手法;分析結果 ほか)
著者等紹介
齋藤純一[サイトウジュンイチ]
早稲田大学政治経済学術院教授。専攻、政治学(政治理論)
川岸令和[カワギシノリカズ]
早稲田大学政治経済学術院教授。専攻、憲法学
今井亮佑[イマイリョウスケ]
首都大学東京都市教養学部准教授。専攻、政治学(政治行動論・現代日本政治)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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