内容説明
恐怖と悲しみ深い傷を負った子どもの心に、おとなはどう向き合えばよいのか。さまざまな問いにカウンセラーがこころを込めて答える。
目次
第1部 子どもの心を理解し支援するための実践知識―おとなと教師とボランティアのために(災害と子どものSOS;危機を越える力を育てる;よくある質問と回答―11のQ&A)
第2部 被災地の事例に学ぶ―幼児、小学生、中学・高校生それぞれの心に寄り添う(幼児の心に寄り添う(恐怖の体験―「さむいよ」と訴えるA子ちゃん;津波なんかこわくないぞ―絵に表現することで気持ちを伝えたB男くん ほか)
小学生の心に寄り添う(絵手紙に母を亡くした思いをつづる兄弟;絵にこめられた感情の渦―福島の子どもたち ほか)
中学生・高校生の心に寄り添う(中学生・高校生の被災の状況;スクールカウンセラー派遣事業 ほか))
著者等紹介
本田恵子[ホンダケイコ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。博士(コロンビア大学・教育学)。専攻は臨床心理学・教育心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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