目次
第1部 弥生時代政治史研究の前提(弥生時代史論―研究の現状と展望;弥生の稲は王権を生んだか―生産力=権力論の再検討)
第2部 地域間交流と弥生時代の年代―東アジアのなかの倭(様式論と編年の理論的前提;弥生土器と初期土師器の様式編年;地域間交流と土器の併行関係;弥生時代の暦年代;時は銭なり―中国銭貨の流入時期からみた暦年代の検証;古墳出現期の暦年代)
第3部 政治的緊張と経済システム(高地性集落論;交易システムと鉄器普及論批判)
著者等紹介
寺沢薫[テラサワカオル]
1950年、東京都葛飾区に生まれる。1973年同志社大学文学部文化学科(文化史学専攻)卒業。1976年奈良県立橿原考古学研究所入所。1995年シルクロード学研究センター(研究交流課長補佐)転属。2002年奈良県教育委員会文化財保存課(主幹)転属。第一五回濱田青陵賞受賞。2005年奈良県立橿原考古学研究所調査研究部長、総務企画部長を歴任。2011年奈良県立橿原考古学研究所退職。現在、桜井市纒向学研究センター所長、同志社大学大学院文学研究科、奈良大学文学部文化財学科非常勤講師、古代学研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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