内容説明
中世の葬送・墓制を正面から取り上げた初の書。公家・武家・庶民、さらに男と女の場合など豊富な事例を紹介し、その実態と歴史的変遷を解明。死体遺棄・両墓制など未解明の分野にも光をあて、葬送儀礼の淵源に迫る。
目次
第1 中世の葬送・墓制―その実例
第2 中世的葬送・墓制の淵源
第3 石塔の在り方―作善・積善とは何か
第4 中世における葬送・墓制の諸相
第5 色々な墓―墓や死にまつわる話
第6 中世的墳墓の形成と実態
著者等紹介
水藤真[スイトウマコト]
1945年愛知県に生まれる。1970年東京大学文学部国史学科卒業。国立歴史民俗博物館教授等を経て、東京女子大学現代教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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