歴史文化ライブラリー<br> 天皇側近たちの奈良時代

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歴史文化ライブラリー
天皇側近たちの奈良時代

  • 十川 陽一【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642058476
  • NDC分類 210.35
  • Cコード C0320

出版社内容情報

聖武天皇・光明皇后を中心とした人間関係などから側近の具体像に迫る。律令制の下で側近が果たした役割を探り、古代国家像を描く。古代日本における天皇の側近とは、いかなる存在だったのか。都造りなど天皇周辺の事業から手がかりを探り、藤原・阿倍氏らが担った内臣の職の起源と展開を軸に、聖武天皇・光明皇后を中心とした人間関係などを読み解きながら側近の具体像に迫る。天皇家と律令制の構造の中で側近たちが果たした役割を位置づけ、彼らを通して古代国家像を描く。



側近とは何者か―プロローグ/日本古代史における側近の可能性(平安初期の政局と側近たち/律令官僚制と側近のあいだ)/側近のてがかり―天皇周辺の事業から(古代の都造り/都造りに動員される人々/造営官司と官人たち)/側近の具体像・内臣(内臣とその淵源/八世紀の天皇家産と藤原氏/仲麻呂と紫微中台)/側近の諸相(称徳女帝の側近たち/側近になるメリット/ある側近の人生)/内臣の変質と新しい側近の姿(新しい王統と側近の展開/平安時代への展開)/側近からみた日本の古代国家―エピローグ

十川 陽一[ソガワ ヨウイチ]
1980年千葉県に生まれる。2003年慶應義塾大学文学部史学科日本史学専攻卒業。2009年慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻日本史学分野単位取得退学。現在日本学術振興会特別研究員(PD)博士(史学) ※2012年12月現在【主な編著書】「日唐における「散位」と「散官」」(『東方学』121、2011年)、「百済大寺造営の体制とその特質」(『古代文化』64―2、2012年)、「大宝令制下の外散位について」(『ヒストリア』234、2012年)

内容説明

古代における天皇側近とは、いかなる存在なのか。聖武天皇・光明皇后を中心とした人間関係や、内臣をはじめとする側近たちの活動から具体像に迫る。天皇家と律令制の下で側近が果たした役割を探り、古代国家像を描く。

目次

側近とは何者か―プロローグ
日本古代史における側近の可能性
側近のてがかり―天皇周辺の事業から
側近の具体像・内臣
側近の諸相
内臣の変質と新しい側近の姿
側近からみた日本の古代国家―エピローグ

著者等紹介

十川陽一[ソガワヨウイチ]
1980年、千葉県に生まれる。2009年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、山形大学人文社会科学部准教授、博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はちめ

9
どうも側近という言葉のニュアンスが違うように思う。本書では不思議なことにあまり取り上げられないが、中臣鎌足は天智天皇個人の家産の仕事もしたかもしれないが、内臣というのは無任所の大臣のような立場で国家全般について天智天皇を輔弼したのが主な仕事だろう。これを側近というのはあまりに軽い。あとがきに著者自身も触れているが、全体的に生煮え感がある。まあ、古代の側近的な人たちのエピソード集と捉えれば面白くはある。☆☆☆★2020/09/03

星乃

2
側にいて何か有効な知恵を授けてくれるような家来を側近と呼ぶのだろうと漠然と考えていたが、奈良時代においては天皇の家産を管理する者が側近であると筆者は定義。要は天皇の財布を預かる者。光明皇后の母・県犬養美千代を供養する際、天皇家が資金を出したことから、外戚である藤原氏が天皇家産を管理する流れになった出来事が背景にある。天皇の個人的な人間関係で回っていた側近も律令が整ってくると次第に公務員の一員として国の枠組みに吸収され、天皇の財布と国の財布も統合されていく。2023/06/06

あまたあるほし

2
高麗福臣が気になる。渡来人。2017/07/17

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