内容説明
1888年(明治21)、福島県の磐梯山が噴火し、数ヵ村が壊滅した。政府や科学者・新聞メディアが、この噴火を学理研究の好機会として調査・報道を繰り返すなか、被災者たちの救済・復興は困難をきわめる。また、その一方で、この時代は人々の災害観が大きく展開をとげていく時にあたっていた。災害を通して時代の転換期を描く、新しい社会史。
目次
1 災害と社会
2 新聞は災害をどう伝えたか
3 義捐金問題―新しい社会空間の登場
4 災害救助法―近世から近代へ
5 磐梯山噴火の被害と救済
6 災害リアリティーへの接近
7 災害を視る眼



