有斐閣insight<br> 冷戦―アメリカの民主主義的生活様式を守る戦い

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有斐閣insight
冷戦―アメリカの民主主義的生活様式を守る戦い

  • 佐々木 卓也【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 有斐閣(2011/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641178069
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C1331

内容説明

冷戦の終結から二十数年が過ぎ、冷戦を完結した歴史的事象として議論することが可能になった。第二次世界大戦後まもなくヨーロッパで始まった冷戦は、やがて東アジアに押し寄せ、朝鮮半島で熱戦に転じた後、東南アジア、中東、そしてアフリカに波及した。しかしながら、一九八〇年代末のヨーロッパ情勢の急転が冷戦の終結をもたらした。この間、冷戦の二大主要当事国である米ソの間の直接的軍事紛争はついに起きなかったが、一九六二年秋のキューバ・ミサイル危機は両国を核戦争寸前にまで追い込んだ。冷戦とはいったい何であったのか。冷戦終結後の豊富な史料公開と最新の学術的成果をふまえつつ、冷戦の特性・特徴、冷戦勃発の国際的背景を考察した上で、冷戦の開始から展開、終結にいたる史的展開を、アメリカ外交史の文脈に置いて分析・考察する。

目次

序章 冷戦とは何か
第1章 アメリカの外交的伝統
第2章 冷戦の始まり
第3章 冷戦の変容とデタント外交
第4章 冷戦の終結
終章 冷戦とアメリカ外交

著者等紹介

佐々木卓也[ササキタクヤ]
1958年北海道に生まれる。1981年一橋大学法学部卒業。1985‐87年、オハイオ大学大学院留学。1988年、一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得。関東学院大学法学部専任講師、同助教授、立教大学法学部助教授、イェール大学客員研究員(1997‐99年)などを経て、立教大学法学部教授(アメリカ外交史専攻)、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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coolflat

11
16頁。米国が1814年以降、外交的孤立主義の時代を享受した約100年の間、欧州では英国の力を背景に全般に平和な時代が続いたことは偶然ではなかった。この間、大戦争が起こらず、大西洋の海上覇権を掌握する英海軍に正面から挑戦する国家は出現しなかった。すなわち、米国の外交的孤立主義の貫徹を可能ならしめたのは、欧州諸国が相互に牽制し合う勢力均衡の存在と、北大西洋上に展開する英海軍のプレゼンスであった。英国の軍事力の傘の下、自らは軽い軍事支出で、「無料の安全保障」を得たというのが、米国の孤立主義外交の実態であった。2022/10/01

ゆき

6
冷戦って・・・わかりにくいのか。ってゆーか、キューバ危機って言葉は知ってるけど、内容を知らずにいた。マジで危機だったんですね。っていうか・・・怖い。2016/06/15

メルセ・ひすい

1
15-128 冷戦とはなんぞや? 欧米・日本・韓国・台湾で外交資料の公開が加速している。冷戦終結後の豊富な史料公開と最新の学術的成果をふまえつつ、冷戦の特性・特徴、冷戦勃発の国際的背景を考察。冷戦の開始から終結に至る史的展開を、アメリカ外交史の文脈において分析・考察する。2012/02/16

takashi1982

1
著者は立教大学教授(アメリカ外交史)。冷戦後、東側諸国からも多数の史料が開示され、冷戦研究は新たな局面を迎えた。本書はそうした厖大な一次史料や二次史料を踏まえた、今現在の冷戦史研究のひとつの(コンパクトにまとめた)到達点であるといえる。もっとも、副題にあるとおり(著者の専門でもあるとおり)本書は西側、それもアメリカ外交の観点から冷戦をみているのが特徴的であろう。とりわけ新発見はなかったが、これだけの分量を簡潔に過不足無くまとめ上げる手腕は見事である。現時点で冷戦を知るための最初の1冊になること間違いない。2011/12/27

Sota

0
授業で読みました。冷戦構造について的確な降雪がなされており楽しく読めました。2017/05/11

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