数字でわかる会社法

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641136380
  • NDC分類 325.2
  • Cコード C1032

内容説明

有利発行規則、株式・オプションの価値、シナジーの分配、株式有限責任制度などを「数字」を使って考えることで、利害状況が明確になり、緻密な分析と正確な理解が可能となる。会社法に関係するファイナンス理論、実証研究、会計などについてもわかりやすく解説。

目次

第1章 数字で「わかる」とはどういうことか―本書の狙い
第2章 株式価値の評価
第3章 株式有限責任制度と債権者の保護
第4章 取締役の善管注意義務・忠実義務および株主代表訴訟
第5章 会社法のための会計入門
第6章 募集株式の発行等と株主の利益
第7章 オプションと会社法
第8章 友好的買収・組織再編と株式買取請求権
第9章 買収手法の強圧性ととりうる法の対処策
第10章 実証分析入門

著者等紹介

田中亘[タナカワタル]
東京大学社会科学研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

69
会社法を比較的実務家の観点から書かれているという気はしました。学部学生向けというよりも大学院の学生向けに書かれている気がします。設例がありわかりやすく説明されています。ただ若干物足りないのはもう少し企業全体の貸借対照表や損益計算書がらみの例があるとさらにわかりやすい気がしました。このような分野の本はあまりなくいい本だと思います。2017/07/20

Haruka Fukuhara

3
まさに求めていた感じの本で苦手意識のある分野がまとまっている感じで勉強になりました。2017/07/07

Ohe Hiroyuki

1
 会社法の若手研究者が経済学等法律に隣接した学問を踏まえながら会社法について解説する一冊である。▼法律実務家向けという性格を強めに押し出しており、構成がユニークである。株式価値の算定や公開買付け制度の在り方等について触れられている。▼ただ、ミクロ経済学やゲーム理論といった学問的な事項については極力省いた内容になっているため、ある程度の知識がないと読みづらいと思う読者もいらっしゃるかもしれない。▼時間のある方は『数理法務概論』をじっくり読んだ後本書を読むとより理解をますことができるであろう。2017/02/07

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