出版社内容情報
保育士・幼稚園教諭を目指してきた学生の、学びの集大成として位置付けられている「保育・教職実践演習」。この科目では、まず保育者となる学生たちに自分をみつめて課題を自覚させ、自らその課題を克服する方法を導き出させ、それを一人ひとりの今後の学びの指針として方向づけていく。本書は、この過程を演習を通じて自然に学ぶことのできるようにつくられたテキスト。
目次
第1章 わたしが学んできたこと(大きなフレームからふり返る;保育者になるための理念を学ぶ科目 ほか)
第2章 わたしが保育者として向きあっていく現代的課題(少子化が就学前保育・教育に与える影響;保護者の不適切なかかわりと保護者支援 ほか)
第3章 わたしがめざす保育者に求められる6つの指標(子どもへの尊敬と愛情のまなざし;多様性によりそう専門性 ほか)
第4章 保育者としてのわたしの課題を明らかにする(最終課題に向けて;自己を客観的に把握する ほか)
著者等紹介
寺田恭子[テラダキョウコ]
2013年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程総合福祉・心理臨床科学講座単位取得後退学。博士(臨床福祉学)(関西福祉科学大学)。現在、プール学院大学短期大学部幼児教育保育学科教授
榊原志保[サカキバラシホ]
1998年京都大学大学院教育学研究科教育学専攻博士後期課程単位取得満期退学。修士(教育学)(京都大学)。現在、大阪成蹊短期大学幼児教育学科教授
高橋一夫[タカハシカズオ]
2007年同志社大学大学院総合政策科学研究科総合政策科学専攻博士課程(後期課程)修了。博士(政策科学)(同志社大学)。現在、常磐会短期大学幼児教育科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。