叢書転換期のフィロソフィー<br> 「哲学」―「知」の新たな展開

叢書転換期のフィロソフィー
「哲学」―「知」の新たな展開

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623030484
  • NDC分類 104
  • Cコード C3310

出版社内容情報

【内容】
科学技術を生み出した「近代」のフィロソフィーを縦断し、新たな〈知〉の世界の構築に向けて、一つのないしはいくつかのシグナルを発する作業。それが第1巻に課せられた使命である。生殖から死に至まで産業化された地球にあって、ひとは「哲学」し続けることは可能なのだろうか。

【目次】
「絶対者」から「無根拠」へ
第1部 理性の光芒

* 哲学と非ヨーロッパ世界
* 理性のパラドックス 
* 理性の完成 
* 美の無限性と絶対者の体系

第2部 反形而上学の諸形態

* 実証主義・科学主義・進化論
* 直接性への回帰(生の哲学と現象学)
* 「新世界」への自己意識

第3部 <知>のゆらぎとダイナミズム

* 歴史・歴史・身体
* ルカーチ・ベンヤミン・アドルノ 
* 言語の限界と理性の限界学へ
* 「哲学」の内/外
* 哲学とその〈外部〉

哲学の終焉か、哲学の新生か
人名索引

内容説明

文学も芸術も科学技術も宗教もそのあり方が問われています。「哲学」も終焉が叫ばれて久しい。自分自身が納得した生き方を人が求める限り、それでも「哲学」は生き続けるでしょう。

目次

「絶対者」から「無根拠」へ
第1部 理性の光芒(哲学と非ヨーロッパ世界;理性のパラドクス―啓蒙の射程と限界;理性の完成―絶対理念とは何か ほか)
第2部 反形而上学の諸形態(実証主義・科学主義・進化論―科学的唯物論の帰趨;直接性への回帰(生の哲学と現象学)
「新世界」の自己意識)
第3部 「知」のゆらぎとダイナミズム(世界・歴史・身体―場所的論理とゲーム理論;ルカーチ・ベンヤミン・アドルノ―亡命と転換の絵模様;言語の限界と理性の限界―分析哲学からポスト分析哲学へ ほか)