ミシンと日本の近代―消費者の創出

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ミシンと日本の近代―消費者の創出

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  • サイズ B6判/ページ数 348,/高さ 20cm
  • ISBN 9784622077701
  • NDC分類 582.1

内容説明

日本の家庭に入った第一号ミシンは、ジョン万次郎の母親への土産物だった。そして1920年頃までには、アメリカのシンガーミシンが無敵の存在になる。独特の販売システムを確立し、割賦制度も浸透させた。太平洋戦争は「もんぺ」をきっかけに、洋装への移行を一気に加速させた。そして戦後になると、「内職」にミシンを「踏む」女たちの意識は、1950‐60年代以降の「中流意識」の膨張に連動していく。ミシンはこの多種多様な「近代」という経験を、すべて見ていた。一つの「モノ」に即して、消費者の側から、経済・社会・文化を語る画期的な歴史。

目次

第1部 日本におけるシンガー(明治期のミシン;アメリカ式販売法;近代的生活を販売し消費する;ヤンキー資本主義に抵抗する)
第2部 近代性を縫う―戦時と平和時(銃後の兵器;機械製の不死鳥;ドレスメーカーの国)

著者紹介

ゴードン,アンドルー[ゴードン,アンドルー] [Gordon,Andrew]
1952年ボストンに生まれる。1984年ハーバード大学で博士号取得。デューク大学教授を経て、1995年以降ハーバード大学歴史学教授。1998‐2004年と2011‐2012年、同大学エドウィン・O・ライシャワー日本研究所所長。専攻、日本近現代史、とくに労使関係史、政治経済史、社会史

大島かおり[オオシマカオリ]
1931年に生まれる。東京女子大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

シンガーミシンの日本席巻から60年代の国産品巻返しまで、ミシンが目撃した和装→洋装、割賦制度、戦争など、消費者から見た歴史

ミシンという具体的なモノを通すと、社会・技術・文化の変遷はどう見えるか。日本の家庭に入った第一号ミシンは、ジョン万次郎の母親へのみやげもの。そして1920年頃になると、アメリカのシンガー社がグローバル企業として進出、無敵の存在になる。割賦制度も確立。ただし和装から洋装への変化は戦争で決定的になった。一方、シンガーが後退すると、国産ミシンの隆盛、フェミニズムの台頭、繁盛する洋裁学校、既製服の時代がくる。1960年代まで、消費者側から見た、画期的な歴史。

序論・第一部 日本におけるシンガー(明治期のミシン/アメリカ式販売法/近代的生活を販売し消費する/ヤンキー資本主義に抵抗する)・第二部 近代性を縫う 戦時と平和時(銃後の兵器/機械製の不死鳥/ドレスメーカーの国)・結論

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