ダンテ『神曲』講義 (改訂普及版)

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  • サイズ A5判/ページ数 575,/高さ 24cm
  • 商品コード 9784622070924
  • NDC分類 971
  • Cコード C1098

内容説明

哲学の仕事の傍ら、数十年にわたり『神曲』を読み続けてきた著者による「詩人哲学者」ダンテの世界。各国語版のテキスト、註釈、研究書など文献を渉猟した読解の成果は第25回マルコ・ポーロ賞を受賞。

目次

序とホメーロス
ホメーロスとウェルギリウス―神謡と創られた神話
ダンテへの道としてのキリスト教
ダンテ『神曲』地獄篇
ダンテ『神曲』煉獄篇
ダンテ『神曲』天国篇

著者等紹介

今道友信[イマミチトモノブ]
1922年東京に生まれる。東京大学文学部哲学科卒業。パリ大学、ヴュルツブルク大学講師、東京大学教授を経て、東京大学名誉教授。現在、英知大学教授。哲学美学比較研究国際センター所長、国際形而上学会会長、国際美学会終身委員、エコエティカ国際学会会長。1996年より1999年まで哲学国際研究所(IIP、パリ)所長。『ダンテ「神曲」講義』で第25回マルコ・ポーロ賞を受賞した
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感想・レビュー

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kthyk

16
正月になると思い出す本がある。神曲の訳本ではなく講義。クラシクスとは艦隊のこと。ローマ国家の危機に際して、富裕な人は船を寄付した。そこから転じ、人間の心の危機において、本当に精神の力を与えてくれる書物をクラシクスという。 ダンテ研究の意味はヒューマニズムを体得すること。ヒューマンとは人間的、言語的ということであり、ヒューマニズムとは古典研究を介して言語、そのものに習熟することを意味する。 ムーサは記憶の女神ムネーメの娘。詩は暗記されて伝えられるものであり、リズムがあれば記憶ができる、と彼は書いている。2021/01/01

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