出版社内容情報
身近な暮らしだけでなく、世界規模の重要な事象にも現れる様々なネットワーク。このネットワークの研究を概観できる入門書。
内容説明
工学、生物学、人類学、社会学、経済学など幅広い分野に現れるネットワークを、豊富な具体例を交えて解説。つながりに注目することで見えてくる、分野と分野の垣根を越えた新たな知見をもたらす一冊。
目次
１ 世界をネットワークという視点でとらえる
２ ネットワークは有益な分析方法である
３ ネットワークで構成された世界
４ 連結性と近接性
５ スーパーコネクター
６ ネットワークの創発
７ ネットワークをもっと深く調べる
８ ネットワークを襲う大災難
９ 世の中はすべてネットワーク？
著者等紹介
カルダレリ，グイド［カルダレリ，グイド］ ［Ｃａｌｄａｒｅｌｌｉ，Ｇｕｉｄｏ］
イタリア・ＩＭＴルッカ高等研究所准教授。博士（Ｐｈ．Ｄ）。経済現象や生命現象に関するネットワークのデータ分析や数学的モデル解析で知られる
カタンツァロ，ミケーレ［カタンツァロ，ミケーレ］ ［Ｃａｔａｎｚａｒｏ，Ｍｉｃｈｅｌｅ］
サイエンスジャーナリスト。博士（Ｐｈ．Ｄ）。現在はバルセロナを拠点に一般向け科学記事の記者として活躍
高口太朗［タカグチタロウ］
国立情報学研究所研究員（ＪＳＴ、ＥＲＡＴＯ、河原林巨大グラフプロジェクト）。博士（情報理工学）。専門はネットワーク科学
増田直紀［マスダナオキ］
イギリス・ブリストル大学上級講師。博士（工学）。専門はネットワーク科学、進化ゲーム、理論神経科学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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