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フランス文化読本―フランスを知るための16の窓

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621087466
  • NDC分類 302.35
  • Cコード C0022

出版社内容情報

フランス各地のモニュマンの地理的環境と歴史的背景を、フランス情緒あふれる解説で、エピソードや社会背景を交えて紹介。

内容説明

あるモニュメントを出発点として、ちょうど一本の幹からいくつも枝が分かれてあらゆる方向に梢が大きく広がっていくように、それに関連する文化的事象を可能な限り多くの分野にわたって取り上げること、それが本書の方針である。フランス文化の豊かに生い茂ったその葉叢に分け入るための入り口として、本書では一六の「小窓」を選んだ。ノートルダム・ド・パリ、ルーヴル美術館、ヴェルサイユ宮殿、オペラ座、エッフェル塔…、これまで何気なく眺めていた有名なモニュメントを小窓として、その向こうに思いもよらぬ深さと豊かさを持つ風景が広がっていることを感じ取ってもらいたい。

目次

ノートルダム・ド・パリ―聖母信仰と中世幻想
パリの橋―右岸と左岸を結ぶ風景
ルーヴル美術館―人類のヘテロトピア
カルチエ・ラタン―左岸が生み出す知の空間
ヴェルサイユ宮殿―権力の劇場
バスティーユ―革命の爆ぜる地
凱旋門―皇帝の栄光とともに
オペラ座―絢爛の祝祭空間
サン・ラザール駅―“鉄道の時代”の文化
シャンゼリゼ通り―モード、シック、エレガンス
オルセー美術館―近代を描く新たなまなざし
モンマルトル―歓楽街に息づいた芸術家たち
エッフェル塔―「無用の鉄塔」からパリの象徴へ
メトロ―地下に広がるモニュマン
モスク―異文化へのまなざし
ケ・ブランリー美術館/博物館―モダン・アートと「異文化」展示のゆくえ

著者等紹介

田村毅[タムラタケシ]
獨協大学特任教授、東京大学名誉教授。専門は19世紀フランス文学

鈴木雅生[スズキマサオ]
学習院大学文学部准教授。パリ第四大学博士。専門はフランス近現代文学

福島勲[フクシマイサオ]
北九州市立大学准教授。東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。専門はフランス文学・思想・文化資源学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コスモス

4
今年の夏にフランスを訪れるため、図書館で借りて読んだ。ルーブル美術館やオルセー美術館やエッフェル塔など、有名な観光スポットの歴史が学べて良かった。高校で世界史を取っていたから、たいていの話にはついていけた。2023/03/25

pocky

1
フランスの有名な観光地等を1つの視点として、歴史やその文化が書かれている。いわゆる歴史本とは違うので、観光予定のものがあれば、その項目だけでも読んでおくと面白い。基本的な歴史は知っていることを前提に書かれているので、知らない人にはわかりにくいかも。2015/02/24

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