超孤独死社会―特殊清掃の現場をたどる

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超孤独死社会―特殊清掃の現場をたどる

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620325767
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

孤独死、年間約3万人。凄惨な死の現場の原状回復を手がける特殊清掃人。彼らの生き様や苦悩、さらに我々の生死や孤立の問題に迫る。

内容説明

死ぬ時は、誰もが一人。日本では、孤立状態1000万人、年間孤独死3万人。救済の手立てはあるのか?気鋭のノンフィクションライターが、知られざる最後の“後始末”の実態に迫る。

目次

はじめに 人も遺品も“ゴミ”として処理される社会
第1章 異常気象の夏は特殊清掃のプチバブル
第2章 燃え尽きて、セルフネグレクト
第3章 孤独死社会をサポートする人々
第4章 家族がいてもゴミ屋敷に向かう
第5章 なんで触ったらあかんの?僕のおばあちゃんやもん!
おわりに 孤独死に解決策はあるのか

著者等紹介

菅野久美子[カンノクミコ]
1982年、宮崎県生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。出版社の編集者を経て、2005年よりフリーライターに。また、東洋経済オンライン、現代ビジネス等のウェブ媒体で、孤独死や男女の性にまつわる多数の記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

103
超孤独死社会というと言葉から連想されるのは老人がひとり暮らしのまま誰とも繋がりがなくなりやがて病気や事故で亡くなるケースがほとんどだと思っていた。しかし読んでみるとつい数日前まで働いていた人や電話で毎月連絡を取っていたにもかかわらず亡くなるケースも多いこと。背景には誰にも相談できずセルフネグレクトがあるようだ。プライバシーやコンプライアンスで個人の情報がわかりにくいのも一因か。特殊清掃という仕事をする人たちの目から見た超孤立社会、凄惨な現場の様子は誰にでも起こりうることだと思った。 図書館本。2019/04/08

きみたけ

88
著者は、出版社の編集者を経験後フリーライターとなり、孤独死にまつわる記事を多数執筆している菅野久美子さん。孤独死や殺人事件、死亡事故などの凄惨な死の現場の原状回復を手がける「特殊清掃人」たちの生き様や苦悩をクローズアップしつつ、現代日本がかかえる孤立の問題に向き合う一冊。今まで現場は大変なんだろうなくらいに思ってましたが、この本を読んで自身の想像を遥かに超えた世界であることを改めて認識しました。これは決して他人事ではなく、死別や別居や離婚などで孤独死する可能性があることも認識しました。勉強になりました。2022/06/07

nyaoko

73
新聞の本の紹介で知って、早速図書館からお取り寄せ。なかなかヘビーな内容だが、自分も身内も孤独死予備軍とも言えると感じた。近隣や親戚、友人との付き合いが疎遠になるのにはやはり、お金。配偶者が亡くなったり、子供も近くにいないと、生活するだけで精一杯になる。仕事ばかりしていれば、人との繋がりも疎遠になるし、結果、ゴミ屋敷からの、孤独死へと繋がる道が出来てしまう。年々、猛暑によって亡くなる人が増え、特殊清掃の仕事は増え、無縁仏も増えているとは、日本は本当に住みやすく、豊かな国なのかなぁ…2019/09/07

こばまり

63
孤独死を誘発するセルフ・ネグレクト。とりわけ、荒廃したゴミ屋敷に住みながら社会生活を営んでいた女性のエピソードが胸を衝いた。志高い特殊清掃業者の仕事ぶりは清掃業でありケア。福祉の領域をも担っていると感じた次第。2019/11/15

読特

57
起きて、出かけて、帰ってくる。家には誰もいない。語らいながら食事をする相手もいない。生きる気力が失せ、朽ち果てていく。いつしかゴミも溜まっていく。悪化していく持病。逃れようにも体の自由が利かない。助けが来るあてもない。苦しみ抜いた末にやっと訪れる死の境地。なきがらが悪臭を放つ。染み出た体液が床を汚す。幾日も経ち誰かが気づく・・2040年には単身世帯が4割。希薄化する人間関係。増え続ける孤独死。特殊清掃の需要も上がる。その現場で慮られる故人の末日。尊厳あるはずだった人生。壊れていく社会。絆の大切さを知る。2022/06/14

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