内容説明
政治家を理解しなければ、政治現象の意味は分からない。“政治家”という人間に深く分け入りつつ、この20年間の政治的激動を描き出す、稀有なるコラム集。『毎日新聞』長期連載「近聞遠見」より100編をベストセレクト。
目次
1 ’89~’92(小沢新幹事長が気になる;「踏ん張り?海部」に注目 ほか)
2 ’93~’96(「お国入りすると、つぶれる」;鳩山一族と自民党の盛衰 ほか)
3 ’97~’00(高碕達之助が残した「老桜」;「人を批判される方ではない」 ほか)
4 ’01~’05(男・純一郎の討ち入りだあ;小泉首相は「盗塁」をした ほか)
5 ’06~’10(「竹中路線」が問われる;にわか政治家・ヤマタク ほか)
著者等紹介
岩見隆夫[イワミタカオ]
1935年、中国・大連生まれ。47年、山口県に引き揚げ、中学、高校を卒業。58年、京都大学法学部を卒業後、毎日新聞社入社。政治部副部長、サンデー毎日編集長、編集委員室長、編集局次長、編集局顧問、特別顧問などを経て、2007年3月退社。現在、毎日新聞客員編集委員、政治ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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