ライトマイファイア

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  • サイズ B6判/ページ数 459p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784620108377
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

川崎簡宿放火事件で入手した一冊の古いノートには、1970年に日本を震撼させたハイジャック事件の真相が─ 。怒濤の公安小説。「よど号」ハイジャック実行犯に公安がいた!

1970年のハイジャックと簡易宿泊所放火事件。

警察官・寺島が入手したノートの「1970」「H・J」の意味――

45年の歳月を経て、過去と現在の2つの事件が結びつく時、
男たちの「正義」を懸けた最後の戦いが始まる。

現代史の〈闇〉に迫る、怒濤の公安エンターテインメント

伊東 潤[イトウジュン]
著・文・その他

内容説明

死者10人を出した簡易宿泊所放火事件。警察官・寺島が入手したノートの「1970」「H・J」の意味とは―。45年の歳月を経て、2つの事件が結びつく時、過去に囚われた男たちの最後の戦いが始まる。現代史の“闇”に迫る怒濤の公安小説。

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「第1回本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『国を蹴った男』(講談社)で「第34回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第4回山田風太郎賞」と「第1回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第20回中山義秀文学賞」を、『義烈千秋天狗党西へ』(新潮社)で「第2回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いつでも母さん

211
ーつまり学生運動を炊き付けていたのは、左翼勢力ではなく保守政治家だったのだーそうじゃないと言い切れるか?そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ・・それはいつ?いまだあの時代の事は分からない事ばかりだ。あの頃の『熱量』をこの国の誰が持っているだろう。いや、良し悪しは別にして・・公安モノは怖い。たかだか50年前この国で有った事。よど号ハイジャック事件と今起きた火災事件が結びつく時、明らかになる事実。隠された事実。どこに真実は有るのだろう。あの国の事は今も謎ばかりだが、この国だって国民は置いてきぼりだ。2018/12/19

starbro

182
伊東潤は、新作中心に読んでいる作家です。著者の現代小説2作目です。歴史小説のイメージが強かったですが、現代小説・ミステリも結構イケています。私よりも一回り上の世代の話ではありますが、当時の緊迫感も伝わり、楽しめました。タイトルがThe Doorsから来ていると思いませんでした。伊東潤は、歴史小説ではなく、現代小説で直木賞を獲るかも知れません。2018/07/09

yoshida

174
川崎市の簡易宿泊所での放火事件。事件を追う警察官の寺島は1970年のよど号ハイジャック事件へ辿り着く。ドアーズの「ハートに火をつけて」が脳内で流れる。学生運動組織「統学連」への潜伏命令を受けた警察官の三橋。彼はメンバーの桜井に惹かれつつ、組織の武力革命とハイジャック計画を掴む。無謀な計画が様々な政治の力に翻弄され、三橋の運命も弄ばれていく。学生運動の時代の熱、当時の時代背景を知る。また無謀な計画が成功した推理に唸る。伊東潤さんの作品でも屈指。我々はあの熱を何処で無くしたのだろうか。圧倒的な熱量を持つ力作。2019/04/01

とん大西

115
力作。分厚い骨太感、エンタメ感に読み応え大でした。私が生まれる前後の全共闘やよど号事件は字面だけでしか知らない近くて遠い歴史。過熱する学生運動で世情に不安を抱える日本。武闘派の学生組織に潜入した若き公安捜査官の孤独な闘いと予測不能の展開に中盤からは一気読み。青春の情熱と警察の正義の狭間で苦悩する琢磨。彼の思惑をよそに蠢く陰謀。物語はミステリー要素を散りばめつつスケールのデカイ社会派サスペンスにシフトしていきます(『犯罪者(太田愛)』を思い出したょ)。伊東さん、時代モノだけやないんやね。おみそれしました。2018/10/20

ケンイチミズバ

112
童顔だから君しかいない。断れば出世の道はない。そう、下っ端に選択肢はない。学生になりすまし、深く潜入して彼らに溶け込め。成り行き次第で犯罪に加担することも、学生たちの情熱にほだされて逆に感化されることも。揺れ動く心。いくら現代の警察官でも1970とHJでよど号事件を思い出さないところは腑に落ちない。情熱はありません。活動歴もそうだな会社の労働組合なら。私の時代?そう、スローガンならいい大学いい会社将来の安定。まあトホホ世代だね。脱出ルートは東から西ベルリンかと思いきや黄海から公海へ。ラストが少し残念かな。2018/07/06

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