放送大学大学院教材
21世紀メディア論 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595140273
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1355

目次

メディア論の視座
19世紀の電気情報化爆発
20世紀型メディアの生成
20世紀型メディアの確立
21世紀デジタル情報化の混沌
メディア論の系譜
メディアの生態系をデザインする
メディア・リテラシーの覚醒
メディア遊びの挑発
マスメディアと市民:対決と対話
モバイル・メディアと身体、共同体
グローバルな「生態系」のデザイン
ローカルな「生態系」のデザイン
21世紀メディア社会をどう生きるか

著者等紹介

水越伸[ミズコシシン]
1963年三重県桑名市生まれ、石川県金沢市育ち。1986年筑波大学第二学群比較文化学類現代思想学コース卒業。在学中よりデザインオフィスCOATOにてインダストリアル・デザインと消費社会の文化人類学的調査に従事。1989年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退、東京大学新聞研究所(現・大学院情報学環)助手。1993年東京大学社会情報研究所(現・大学院情報学環)助教授。2001年市民のメディア表現やメディア・リテラシーの実践的研究に取り組む「メルプロジェクト」、06年より「メルプラッツ」などを展開。2009年東京大学大学院情報学環教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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古戸圭一朗

2
今日においても我々を取り巻く「20世紀型メディア」が、歴史的にどのように成立したかを概観し、それを踏まえ、21世紀におけるメディア論の役割を考察する。具体的には、たとえばかつてと比べその地位は揺らいでいるものの、現在においてもマスメディアは我々を取り巻く支配的なメディアの一つである。そのようなマスメディアを単に批判するのではなく、それがどのようなメディアであるか批判的に問い直し、メディア・ビオトープと呼ばれる生態系を構築していくことがメディア論の役割であり、その実践を著者は「批判的メディア実践」と呼ぶ。2020/02/18

江戸っ子

0
メディア文化論を抑えつつも、メディアとそれを取り巻くコミュニケーション環境を生態系として捉える「メディア・ビオトープ」の考え方を基にして批判的メディア実践としてのワークショップなどについても言及。研究計画を立てる上で再読したい。2016/01/08

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