目次
害虫寄っ怪紳士録
地球最強の生物クマムシ
深海のちいさなモンスター(深海性ゴカイ類)
寄生虫の観相学
われら昆虫奇面組
みどりの想い
驚異のインナースペース
幻想のミクロコスモス
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
66
表紙に私の好きな“くしゃおじさん(クマムシ)”が登場、アイドルデビューを果たしてくれました。ミクロ生物のゆるキャラと言われていますが、その生態は【地球一の無敵】。掃除機の接続部分みたいな口がチャームポイントで、一度見たら忘れられない不気味さがあります。ミクロ生物を拡大写真で見てみると、どこがどの部分なのか分からない複雑さ。ある生物は潰れた湯たんぽか、丸められた作業服にしか見えない。目に見える物しか捉えられない私には、見慣れない形態のオンパレード。人間はミクロの決死圏をも、手中にしてしまったのでしょうか。2015/12/20
Die-Go
60
図書館本。まさに自然の驚異と言った感じの造形をしたミクロな生物達の写真集。題からすると不快になりそうな気もするが、そんなことはなく、単純に楽しめた。★★★★☆2015/12/13
モリー
55
閲覧要注意❗面白半分で娘に見せたところ、「やだ、夢に出そう〜!」と言って開いていたページをパタリ。しかし、子供はともかく、大人なら現実世界から目をそむけてはいけません。奇妙奇天烈な微生物としっかり目(?)を合わせてみましょう。専門書ではないのでユーモアを交えた解説文を読むのも楽しいです。まさか、この感想を読んで読みたいと思う人はいないと思いますが、夢に出ても私は知りません。(笑)2020/07/04
chiaki
46
以前読友さんが読んでいらっしゃって、ずっと気になっていた1冊。走査型電子顕微鏡にて撮影された微生物たちの姿。ぎゃーッと思わず叫んでしまいそうなものから、なんだか可愛らしいものまで…なかなかのモンスター揃いです!!人喰いアメーバ…ショッカーじゃん。こわっ2021/10/12
✿yoko✿
40
偶然『ダイナミック』後の、走査型電子顕微鏡で撮影された『ミクロ』の世界。最近とみに気になるクマムシが表紙。地球上最強の生物??と言われるだけあって、外観は宇宙服を纏っているかのよう。顔のアップの人工的な口!!その他、害虫、寄生虫、胎児、昆虫、人体(精子等)、なぜにそんな、奇妙で、きもくて、でも目が離せない形態をしているのでしょう。ペットサイズでこんなものが存在したら怖すぎる(◎o◎)2016/11/29