内容説明
受験生の親も必読の“得する学歴”グローバル時代を生き抜くための戦略的教育投資とは。その志望校選択は間違っているかも？
目次
大学教授の給料は私立の中高一貫校に子供を通わせるのに十分か？
第１章 これからの学歴社会の見取り図
第２章 超一流大学を目指すのはどこまで得なのか？
第３章 子供の学歴に最も影響を与えるのは塾ではなく親
第４章 サバイバル能力をどうやって身につけさせるか？
第５章 偏差値から専門能力重視に変わる教育業界
第６章 グローバル化を目指した教育
第７章 グローバルな専門教育といタフだけど夢のある教育投資―フランスのバレエ学校の事例から
終章 ２１世紀の学歴戦略
著者等紹介
中野雅至［ナカノマサシ］
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科教授。１９６４年奈良県生まれ。８８年同志社大学文学部英文学科卒。８９年大和郡山市職員。在職中に国家公務員採用１種試験（行政）に合格し、９０年労働省入省。厚生省課長補佐、新潟県総合政策部情報政策課長、厚生労働省大臣官房国際課課長補佐を経て、２００３年公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
27
学歴は安泰な人生のためにあるのか。 必要条件ではあるが、 十分条件ではない。 しかも、大学卒業の大学名で よりシビアな選別が図られる。 サバイバル能力。 コミュニケーション能力。 ん？ カタカナと漢字か。 学歴ロンダが力を発揮する時代 に突入する日本（１３８頁～）。 これは、わたしなら年齢が 高過ぎるのが残念なところだ。 過日もハロワや某面接で失敗したが、 どうも年齢がネックだと実感したので。 １０年早ければこういう憂き目 には遭っていなかったと思う。 他に居ない経歴を持てば、 強みになるのだろう。 2014/06/14
Daisuke Oyamada
14
学歴は関係ないと言うのは負け惜しみでは無いのか？ 地方公務員から始まり、国家公務員になり、 大学教員になったという著者。 印象的な言葉があった。 「学歴ロンダリング」 自分の学歴をバージョンアップしていく。 学歴がアップするのはもちろん、 その挑戦している姿勢こそ、 「食える」人間になって行く印象です。 「東大さえ出れば安心」という時代では無い。 しかし「東大卒の価値は上がった。」 なぜなら・・・ https://190dai.com/2023/07/07/食える学歴-中野雅至/2023/07/06
biblionaire
3
凡人の唯一のキャリア解決策は2代目医者になること(´Д` )2014/03/04
てくてく
2
著者が文系卒のためか、文系学部に関する記述が多い。その文系学部については、少子化やグローバル化などの影響で、東大を目指せばどうにかなるということはないということを断言し、医歯薬系の専門職を目指す学歴か、あるいは海外留学等を勧めている。結論を見ると無難な提言に思われた。2014/12/18
田中峰和
1
バラエティ番組でもよく見かける坊主頭の著者。経歴は有名私大人文系卒→地方公務員→厚生労働省官僚→兵庫県立大学大学院准教授→神戸学院大学教授。文科系の大卒者を6タイプに分類。(1)サバイバル能力のある東大出身者(2)サバイバル能力のある上位グループ出身者(3)学歴ロンダリング実践者(4)単なる東大卒業者(5)単なる上位・中位グループ出身者(6)下位グループ出身者。1～3を食える学歴。4～6を食えない学歴と定義。要は偏差値よりサバイバル能力が重要といいたいらしい。下位グループは高卒との競争など一般論が多い。2014/06/22
