扶桑社新書<br> 保守の心得

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扶桑社新書
保守の心得

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784594070038
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

内容説明

外交って何?愛国は罪なの?日本はまだ敗戦国って本当?日本国憲法はどこがダメなの?そもそも何をすればいいの?憲法、財政、外交、学校では教えない「保守入門」米中韓に振り回されるな!

目次

第1章 「成熟した保守」とは何か(日本はすでに滅んでいる;「滅亡」の定義 ほか)
第2章 「政党の近代化」を急げ(保守がなすべき政党の近代化;政治とは議論である ほか)
第3章 「財政」は国家の礎(ゼニカネの話は卑しいのか;国民に希望を与えた池田勇人 ほか)
第4章 「外交」とリアリズム(外交と軍事は両輪である;教育に失敗した明治時代 ほか)
第5章 そして「憲法」に至る(帝国憲法はタブーではない;憲法は習律によって運用される ほか)

著者等紹介

倉山満[クラヤマミツル]
1973年、香川県生まれ。憲政史研究者。1996年、中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、同大学で日本国憲法を教え現在に至る。日本近現代史の泰斗でもある鳥海靖教授に師事し、教授の退任に伴って同大学院を退学。2012年、希望日本研究所所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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磁石

23
アダムスミスの国富論。パイの奪い合いではなく、パイを増やせばいい。昔ながらの節約しての増税では経済は低迷する、生活が潤えば自然と税金は入ってくるもの、マクロ経済の視点が必要。外交官は優秀な人材こそなるべし。日本の外交能力を底上げするために、外交大学校を設立すべし。どんなマイナーな国も余さず徹底的に、一人はスペシャリストをつくるべし。力の論理の信望者。世の中には対等という概念を知らない奴等がいる/自分より強いか弱いか、そのような輩には交渉は不可能/ただ恫喝のみ。……成熟した保守の道は険しい。2017/06/21

磁石

19
日本には真の意味での保守派がない。外国の脅威は見ないふりをして、自国の軍隊(自衛隊)を虐めて喜び、経済を悪化させてさらなる貧困に落とす。国、世界、地球というデカイ視点でモノを見れる人がいない。自分のことだけ、自分が所属している組織のことだけしか見れない、公僕たる人たちが。無能&無責任はスパイと同じ、今できる具体的なプランを考えないといけない。他人の話をよく聞き、行き先を示せ、後ろを補える人になりたい。2015/12/15

hk

12
/備忘録/ 「不滅の法灯」 比叡山延暦寺に最澄が灯りをともして以来1200年以上に渡り、その灯りはひと時たりとも消えることなく本尊を照らし続けている。  「日露戦争で有権者が増加した訳」 当時の選挙参加資格は10円以上の納税者であること。日露戦争の軍費調達のため税率をおおきく引き上げたことで、この資格を満たす男子の数が急増した。 「満州民族が中国で優遇されている訳」 辛亥革命以降、漢民族は満州民族を目の仇にして満州語や満州文化を弾圧した。そのため現在では満州民族が満州文化や満州語をカルチャースクールで嗜む2016/03/01

ケイ

11
個人的には倉山氏よりも中野剛志氏の「保守」論に近い考え方なのですが、彼の主張にも頷けることが多かったです。今のまま様々なことを進めていくには一つのヒントになり得る書になるかと。きっちり代案を示す姿勢も好感でした。2016/02/14

mass34

10
何がホントの事なのかを見極めることのできる眼が欲しい。2016/03/28

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