内容説明
SNEPと呼ばれる20歳~59歳の孤立無業者の総人口は107万人!仕事もなく、友達もいなく、結婚もせず、家族以外との接点がない人びとの現実は、決して他人事ではない。
目次
第1章 スネップの登場とその社会的背景(スネップ(SNEP)=孤立無業者とは
有縁社会から無縁社会へ)
第2章 スネップ・潜在的スネップの現実(スネップ・潜在的スネップ、4つの実例;ひきこもり支援の立場から見たスネップ・潜在的スネップの実情;スネップ状態の裏にある人生の“重さ”)
第3章 コミュニケーションと孤立(孤立とコミュニケーションの変化;コミュニケーション能力とは;根強い「自己責任」論と社会構造の変化)
第4章 15年のひきこもり支援から見たスネップ問題(社会復帰の実例から見いだせること;多種多様な社会復帰の形とは;不登校、ひきこもり、ニートへの国の支援姿勢の推移)
著者等紹介
関水徹平[セキミズテッペイ]
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学文学学術院助手、同非常勤講師を経て、立正大学社会福祉学部専任講師。専門は社会学
藤原宏美[フジワラヒロミ]
関西大学経済学部卒業後、民間企業・法律事務所の相談員を経て、不登校ひきこもりの子供を対象に1998年、メンタルフレンドによる訪問サポート活動をする団体「トカネット」を立ち上げる。翌年(現)NPO法人不登校情報センターと活動に共にして、同センター訪問支援部門「トカネット」として活動を広げる。トカネット代表・NPO法人不登校情報センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キムチ27
Taka
Humbaba
0607xxx