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100分でわかる!ホントはこうだった日本現代史〈1〉満州事変から太平洋戦争の終わり (図書館版)

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784591133972
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

出版社内容情報

満州事変、太平洋戦争。1945年の夏、田原少年は小学校5年生で終戦を迎えた。敗戦によってすべての善と悪がひっくり返った。

内容説明

満州事変から2・26事件、そして日中戦争、太平洋戦争へ―。1945年、田原少年小学5年生の夏休みに終戦を迎える。教師の教えが180度変わった。そして、英雄が犯罪者となった。太平洋戦争に負けた日本は、変貌を余儀なくされる。日本はなぜ、勝ち目のない戦いに挑んでいったのか。

目次

第1章 満州事変から2・26事件(満州事変を起こした石原莞爾とはどんな人物か;満州事変を、当時の日本の政府や軍部はどのように考えたのか ほか)
第2章 日中戦争から三国同盟(日中戦争が拡大するに至った中国側の事情;日中戦争の背景で起こっていた中国の政策転換を、日本は知らなかった ほか)
第3章 日米和平交渉から開戦前夜(かみ合わない日米交渉。なぜこんなに誤解が重なっていったのか;松岡洋右による修正案は、アメリカに読み解かれていた ほか)
第4章 交渉決裂から真珠湾攻撃(時間延ばしの交渉案に東条英機は天皇の前で涙が止まらなかった;甲案も乙案も、アメリカはすべて見抜いていた ほか)
第5章 ミッドウェー海戦からポツダム宣言受諾(「撃ちてし止まん」という勇ましい標語と、毎日の玉砕の知らせ;「戦争を続けるだけではない方法を考えよ」と天皇は言った ほか)

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
評論家・ジャーナリスト。1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、1977年フリーに。現在は政治・経済・メディア・コンピューター等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビ朝日系で、1987年より『朝まで生テレビ』(毎月最終金曜25:20~28:20)、1989年より2010年3月まで『サンデープロジェクト』に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

若菜

2
社会のテスト勉強がてら、またこの時代に興味もあり読みました。こういう本は読んだことがなかったのだけれど面白かったです。何より東条英機は完全な悪者と思っていたのですが、実際アメリカとの戦争を止めようとしていた人物なのだと知って驚きました(天皇の意があったとはいえ)。分かりやすく、裏事情を知った気になれました。2016/05/20

どりたま

1
大東亜戦争を手っ取り早く知るには良い本です。戦争体験者の意見は非常に重要だと思います。著者は侵略国同士の戦争だったという日本よりでもアメリカよりでもない立場で書いています。右か左かと言えば、著者は中道左派ぐらいに感じました。本は立ち位置で非常に違った表現になるのでその点を踏まえて読むことを心がけています。そうする必要性は少し疑問ですが、今の私の立ち位置です。2014/12/17

matsu04

1
なるほど、田原さんはそう見ているんだということを再確認。2014/08/15

Kenji Ogawa

1
欧米の動きに対する無頓着さが招いた日中戦争の拡大と日米開戦。気がついたら泥沼。尻拭いはすべて国民か。現代の話かと思った。2014/07/28

HITO

0
面白かった。田原総一朗という人は、人生を通して、太平洋戦争の意味を追いかけた人なんだな…と実感した。類書を読みたい。2015/06/28

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