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お金を「まわす」だけでいい!―長期投資が日本を元気にする

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584123904
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C0233

内容説明

世界最高峰の技術力と生産力は健在。そして、眠っている巨額な預貯金の一部を市場に「まわす」だけで、GDP3~4%は軽く成長してしまう底力がまだある。さらに、債権バブルと預貯金神話が崩れるとき、株式投資が大きな魅力となってくる。構造的な売りが終わり、株安のこのタイミングで株が上がらないわけがない!日本経済を元気にするのは、我々生活者一人ひとりなのだ。

目次

第1部 日本経済はこれから右肩下がり?冗談ではないよ!!(3~4%成長など、いつでもできるのに;銀行は大きすぎて潰せないが、大きな間違い;独裁政治だったら、これだけの手を打てるのだが…)
第2部 日本経済の新しいラウンドは、もうはじまっている(日本企業は大変身中!;成熟経済らしい成長パターンがみえてくる;勝ち組と思っている人達が没落していく)
第3部 大丈夫だ、いくらでも良くなれるよ(日本経済も、こうしたら元気にさせられる;生活が苦しいからこそ、お金にも働いてもらおう;自分一人でも構わない、とにかく長期の株式投資をはじめよう ほか)

著者等紹介

澤上篤人[サワカミアツト]
さわかみ投信株式会社代表取締役会長兼最高投資責任者。70年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後、80年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問を設立し、99年には日本初の独立系投資信託会社であるさわかみ投信を設立。『さわかみファンド』1本のみの運用で、純資産は2000億円、顧客数は11万人を超え日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

27
著者の言い回しがやたら江戸っ子的な言い方で印象的だった。2012/11/24

Row_the_Punks

2
長期投資が重要であることは、同意できるが、途中書かれていた政策論のようなものは、非現時的で、やや妄想が入ってる。2012/12/10

まめタンク

1
2013年188冊目。インフレになるから株を買おう。 というのが、澤上氏が数々の著書で言っている事。インフレになれば当然、お金の価値は下がるわけで、その前に長期投資の名目で株を買っておく。これも著書で言っているが、短期の売買ではなく、長期の投資だ。その上で大切なのが、社会にとって必要な会社の株を買うという事だ。今流行だから、、ではなく、ずっと応援したい企業の株を買う。まさに、長期投資だ。 勿論、リスクはあるけども、、。2013/12/31

わし

1
著者は投資信託会社の会長であるから、世の中の人に長期投資を勧めるのは当然のことではある。しかし、物心ついたときから社会はデフレ、家計は苦しく“貯金”こそが幸せになるための確実な手段と信じてきた我々にとって、本書の内容はなかなかに刺激的! もしかすると、お金や投資対する意識(思い込み)が根本的に変わるかも知れない。 2013/07/30

ozapin

0
貯蓄率が1.9%まで下がっているというグラフが面白かった。時代の転換点であることを改めて実感。2017/12/16

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