出版社内容情報
卑弥呼の墓説のある前方後円墳から話題のキトラ古墳・高松塚古墳まで、日本各地の名古墳を紹介しつつ、古代ロマンを旅する。ユーモラスな埴輪も登場。文=哲夫(笑い飯)、山口晃、藤森照信。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月をみるもの
10
あまりに楽しい案内だったので、桜井まで行ってしまいました。。 https://bookmeter.com/mutters/1724651322018/06/24
月をみるもの
9
日本で最初に古墳の学術的な「発掘」を行なったのが助さんだったとは。。。。 大仙古墳(仁徳天皇陵)の後円部にあるメインの墓室はすでに盗掘されてるのか。。 松木さんの「未盗掘古墳と天皇陵古墳」( https://bookmeter.com/reviews/72152816 )と合わせて読むことで、面白さは三倍増。2018/05/19
ヘムレンしば
8
古墳が好きで静岡県内の古墳は結構見ているのですが、いつかは奈良大阪の有名どころの古墳を見に行ってみたいものです。この本では大きな写真やイラストが豊富なので楽しい旅気分を味わえました。奈良・大阪の巨大古墳も良いけど、実際に行ってみると「なんだか判らない」といった感じになりそうですね。やっぱ群馬の八幡塚古墳のようり完全に当時の様子を再現した古墳を見てみたい。墓というより神殿みたいな荘厳な風景ですよね。いいなぁ~。2014/02/23
いくっち@読書リハビリ中
7
古墳を知るための一冊。まさかとは思ったけれどやっぱりあんなに点在しているんだ。2014/05/09
左近
6
古墳について一通りの知識を、ヴィジュアル的にわかりやすく説明してくれる。どちらかというと初心者向けの「この本を持って旅に出ましょう」という感じながら、様々な副葬品の変化を、時系列で表示してある点など、興味深かった。科学的、学術的な根拠を無視した宮内庁が調査を許さないせいで、古代史研究が停滞することといったら!東京は武蔵野台地縁辺に古墳が集まっているというくだり、どこかで見たと思ったら、参考文献に中沢新一『アースダイバー』を発見。そうそう、これ、面白い本だよね。とりあえず、史跡破壊がもう行われませんように…2014/02/19