平凡社ライブラリー<br> 現代イタリアの思想をよむ―クリオの手鏡

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平凡社ライブラリー
現代イタリアの思想をよむ―クリオの手鏡

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  • サイズ 文庫判/ページ数 482p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582766653
  • NDC分類 137
  • Cコード C0310

内容説明

クリオ(クレイオー)とは、ギリシア神話のムーサ(ミューズ)のひとり。クローチェから今日のギンズブルグ、アガンベン、ネグリまで―近現代イタリアの思想家・歴史家たちはいずれもが、この歴史の女神の忠実な奴僕であった。かれらの著作を丹念に読み込み、その学問論的意義、知識人としての反省のあり方を今日的視点で考察する。旧版(一九八九年)に、近年の論稿を大幅増補。

目次

ベネデット・クローチェあるいは“哲学の政治”について
補論 哲学と科学のあいだ―「擬似概念」論の成立経緯
政治の科学と実践―ガエターノ・モスカの場合
「流浪のイタリア」と移民たち―二十世紀イタリア・ナショナリズム小論
デ・マルティーノにおける「西洋の危機」と呪術的世界への旅
カルロ・ギンズブルグと民衆文化史の可能性
実存主義から関係主義―エンツォ・パーチと関係主義的現象学への道
ノルベルト・ボッビオ―夢の刈り入れ時の思想家
ロスアンジェルスのギンズブルグ
閾からの思考―アガンベンと政治哲学の現在〔ほか〕

著者等紹介

上村忠男[ウエムラタダオ]
1941年、兵庫県尼崎市生まれ。東京大学大学院社会学研究科(国際関係論)修士課程修了。専攻、学問論・思想史。現在、東京外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぽてと

2
現代イタリア思想の入門書とは断じて言えないが、危機の時代になると、イタリアには地味だが大変重要な思想家たちが出現するようであるというのは分かった。クローチェやモスカ、ギンズブルグには少しばかり興味があったが、彼らに関する文献は少ないので、この本は重宝するだろう。加えて、著者に言う吸収されえない差異と多様性の「ヘテロトピア」にも関心が出てきた。2016/04/11

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