コロナ・ブックス
あのメニューが生まれた店

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784582634860
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0077

出版社内容情報

ハヤシライス、ナポリタンなど普段よく食べているメニューは、いつ、どんな店で生まれたのか? 「食」を愛する著者が、丹念な取材をもとにそのルーツを探った60余の物語。

目次

明治(ハヤシライス―丸善 東京・日本橋;すき焼き―太田なわのれん 横浜;あんぱん、ジャムパン―銀座木村家 東京・銀座 ほか)
大正(ソースカツ丼―ヨーロッパ軒総本店 福井;小倉アイス―みつばち 東京・湯島;トロ握り―吉野鮨本店 東京・日本橋 ほか)
昭和(カレーパン―カトレア 東京・森下;串かつ―串かつだるま 大阪;お子様ランチ―日本橋三越本店 東京・日本橋 ほか)

著者等紹介

菊地武顕[キクチタケアキ]
1962年宮城県生まれ。明治大学法学部卒業。『Emma』『女性自身』『週刊文春』ともっぱら週刊誌で働き、現在はフリーランスの編集者・記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

101
明治・大正・昭和……様々なメニューの【発祥の店】を訪ね歩いたルポ。福沢諭吉の支援で丸善を創業したハヤシ氏が幕末から明治初期に編み出した『ハヤシライス』はカレーライス(明治4年)より早い日本生まれの洋食。江戸時代まで禁忌だった肉食を広めた横浜・太田なわのれんの『すき焼き』(明治元年)。きめ細かい氷は冷たくないからと冬でもかき氷を供する岡山・喫茶カニドンの『ミルク金時』(大正15年)(๑´ڡ`๑)。戦後、進駐軍に接収された横浜グランドホテルは『ナポリタン』や『プリン・ア・ラ・モード』を生んだ。食にドラマあり♪2015/10/30

ぶち

84
ハヤシライス、ドリア、すき焼き、あんパン、ジャムパン…… 今ではすっかり日本に定着したメニューですが、いつ、どんなお店で生まれたのか、そのルーツを探った本です。50を超えるメニューが取り上げられています。メニュー誕生時の時代背景、メニュー誕生のアイデアと工夫などが、写真と共に紹介されています。私がビックリしたのは、芋ようかん。てっきり"舟和"が元祖と思っていたのですが、誕生したのは栃木県足利の"舟定"。代りに舟和は、みつ豆発祥のお店。本当に驚きです。近いうちに舟和にみつ豆をいただきに行かなくっちゃ!2024/02/01

kinkin

67
普段何気なく食べている外食メニューの生い立ちが書かれている。写真がとても美味そうに載っているのでつばゴックンながら読み^ ^ ネタバレになるので書かないがハヤシライスのネーミングや、きつねうどんの歴史になるほど~。食べ物トリビアの種だ。サラサラっとお茶漬け読み。2015/07/07

さと♪

44
腹…減っ……た………。いい感じで好みのガイド本♪。森駅のいかめしが載ってたが、これはこの本に載せるべきものかなぁ。いろんな店で食べられているメニューの発祥店はここ!…というコンセプトだと思ったんだが、いかめしはほぼあの店が作ってるという認識。なんとなく浮いてるね。2016/09/06

Maybe 8lue

41
春帆楼のふぐに負けないすし常のバッテラの美しさ、ホテルニューグランドのドリアとナポリタンに洋食の工夫、玉ひでの親子丼とうさみ亭マツバヤのきつねうどんに身近な料理の歴史を感じました。舟和本店のみつ豆、喫茶カニドンのミルク金時、加茂みたらし茶屋のみたらし団子とデザートも忘れてません。あ~食べたい、食べたい。ここでだってその料理は食べられるけれど、やっぱりそこで食べたいんだ!!!室町砂場の天せいろ、煉瓦亭のオムライス三朝安のカレー南蛮、赤坂四川飯店の担々麺は、いつか絶対食べに行くぞ!2015/11/25

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