出版社内容情報
幼いころから憧れていた許婚の公爵から結婚を申しこまれたクレア。だが、あくまで結婚を義務と考える彼に抵抗して…シリーズ第三弾
内容説明
伯爵令嬢のクレアには生まれたときから決められた許嫁がいた。お相手の公爵エドワードは誰もがうらやむ紳士だが、五年前に会ったきり音沙汰がない。そんなある日、クレアに突然手紙が届き、公爵は彼女のもとを訪問するや否や、正式にプロポーズを申しでる。淡い想いを抱いていたものの、公爵にとっては“義務”としての結婚でしかないと気づくと、クレアはわざと公爵夫人にふさわしくない振る舞いをして婚約破棄を企む。そんな向こう見ずな言動が公爵の気を惹くことになるとも知らずに…。
著者等紹介
ウォレン,トレイシー・アン[ウォレン,トレイシーアン][Warren,Tracy Anne]
オハイオ州出身。長年金融業界で働いたのち、ロマンス小説家に転身。歴史に関する豊富な知識を活かして書き上げた処女作『あやまちは愛』(二見文庫)で、RITA賞最優秀新人賞を受賞する。以来巧みな心理描写で多くのファンを獲得している。現在はメリーランド州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
23
面白かった(^_^)v ヒロインが婚約解消したさに、わざとヒーローに嫌われる事をするんだけど、そんなヒロインにヒーローはますます興味を持ってしまう。ヒロイン、今度は何をやらかしてくれるのかと、読んでて楽しかった。そして、ヒーローの双子の弟たちもとってもチャーミング。それにしても、貴族って大変だわ~って、つくづく思った(^_-)2017/05/08
Miyuki_fsog
16
生まれた時からの許嫁に恋い焦がれていたヒロイン・クレアと結婚は義務としか思っていないヒーロー・エドワード…ハッピーエンドはわかっちゃいるけど、エドワードをもっと懲らしめてやりたかった‼2018/07/14
じょう
14
「キャベンディッシュ・スクエア」シリーズを読んでいて、兄弟姉妹関係の記憶があやふやになってきたので再読。 大兄弟姉妹の長男公爵が一回り下のヒロインに振り回されている。ヒロインのすることが幼過ぎるのですが、ヒーローが大きな器で受け入れていく・・・んだけど、結局、メロメロになってしまう。1作目の事件の後日談的なところに2作目の登場人物も絡んでくるので、1・2作目を読んでからの方が楽しめます。読んでなくても大丈夫です。2019/08/26
rokoroko
9
親同士の決めた婚約に納得できないヒロイン。ヒーローが好きなのにいろいろ暴走して諦めようとさせる。ヒロインが好きになれず、なんだか詰まんない。ケイドの話は良かったのに2013/03/15
なつき
8
親が決めた婚約者エドワードに恋していたクレア、だが16歳の誕生日に彼の心無い言葉を聞いてしまう。やがて22歳になったクレアにエドワードは結婚を申し込むが・・・。愛の無い結婚を回避しようとあの手この手で暴れまくるクレア・・・やりたい事は分かるが空回りしまくっているのがなんだか痛い。特にラストのアレはクレアの暴走が極まってて、アレで愛を確認されてもどうかと思う。2013/07/13