出版社内容情報
西村京太郎[ニシムラ キョウタロウ]
著・文・その他
内容説明
湘南に住む30代の5人のエリート男性に、一夜同棲契約という奇妙な提案をする女性、小早川恵が現れた。その後、エリート男性のうちのひとりで、ベンチャー企業の社長である岸川の女性秘書が殺害される。捜査に乗り出した十津川警部のもとに、小早川恵と5人の男たちの関係が書かれた手紙や写真が届く。十津川は、男たちのなかに犯人がいると判断し、捜査の網を絞っていく。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。81年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。2004年、第8回ミステリー文学大賞を受賞。10年、第45回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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桂 渓位
4
先日読了した、『闇を引き継ぐ者』とも又、毛色が異なるミステリーな一冊📘 十津川警部は出てきますが、ほとんど本筋には絡んできません✨ 謎の女・小早川恵と曜日ごとの男達が主な登場人物ですが、恵の本心を推理出来た人がいたら、間違いなく名探偵ですね🔎 曜日の男達の男尊女卑的なやり取りは眉を潜めますが、二時間サスペンスの素材向きの作品でした✨2021/06/12
hirorin
3
今さらの西村京太郎。しかし、これいつの出版?NGワード連発だし、気分悪かった。まあ、どんでん返しでしたけど。2006年の出版みたいだけど、いいのかな?疑問。何気に図書館で見つけたんだけどね。2022/03/17
けんいち
3
物語、話の構成が現実離れしていて、クライマックスへもっていく流れにも、素直に読み取れなかった。2018/04/05
佐野典彦
2
最後の章で急展開したのは、驚いた。結局、一つだけ謎が残った。2020/10/24
あきさん
2
湘南というタイトルから江ノ電あたりが舞台かと思ったら、いつもの西村作品とは違う描写の作品だった。こういうアプローチも面白く読めた。2018/08/12