双葉文庫<br> ワースト・インプレッション―刑事・理恩と拾得の事件簿

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双葉文庫
ワースト・インプレッション―刑事・理恩と拾得の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575520590
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



滝田務雄[タキタ ミチオ]
著・文・その他

内容説明

若いのに始末書を乱発している畑山理恩警部。捜査本部長に減らず口を叩いたり、異常な食い意地で騒動を起こしたり、出かけるたびに迷子になったり…。だが推理だけは超一流!上司をバカ扱いする寒山拾得警部補とともに、タレント歌人の失踪、大学教授の怪死といった4つの難事件に立ち向かう。さくさく読めるコミカル・ポリス・ストーリー!

著者等紹介

滝田務雄[タキタミチオ]
1973年福島県生まれ。日本大学芸術学部卒。2006年、短編「田舎の刑事の趣味とお仕事」で第3回ミステリーズ!新人賞を受賞してデビューする。同作をはじめとする「田舎の刑事」シリーズはテレビドラマ化されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

28
警察ものでコンビ両方がキャリアというのは珍しいような。ミステリは『遺産と誤算』がよかった。『ワースト・インプレッション』のさらにその後が気になる。2019/07/26

マッちゃま

22
あくまで個人的な感想ですが、やっぱ定番と呼ばれるパターンは無難かもしれないし何よりハズレにくい。言うならば当たり前に面白い。だけど定番を上手く崩したり、敢えて外すコトで面白くなるパターンも存在する。普通…ではない(何を基準にとか聞くのは野暮)人物らが活躍する本書。変わったモン同士のバディものとも言えるんだろうけど、僕は上手く物語の世界に馴染めないまま読了でした。推理部分は嫌いじゃないだけに、なんだかなぁ〜と感じてしまいました。キャラにハマれば楽しめる作品だと思います。2017/12/23

きょん

19
キャリアなのに所轄で署長の家族の忘れ物を届けに行く先々で事件に巻き込まれる二人組の連作短編。主役二人のテンポのいい会話も面白いし、ドラマ化したら受けそう。エピソード0の副総監の存在がもっと随所に感じられたら連作としての繋がりも面白そうなので、続きが出ないかな。2017/12/23

トリプルアクセル

13
個性的な警察官を主人公にした、ユーモア本格ミステリ。軽く見られがちな体裁だが、骨格はしっかりとした本格ミステリである。4編の中では「遺産と誤算」の完成度が高かった。ギャグも程よく散らばめられており面白い。東川さんのように売れて欲しい作家さんの一人。ラストの1編の設定は賛否が分かれそうだが、続編を期待できるという点で良かったと思う。2018/02/20

やな

10
短編4話。1話目が好物の倒叙ミステリで嬉しかった。全部この形式でいくのかと思いきや、2話目からは普通の犯人探しミステリの形式に。著者の滝田さんの作品はロジックがしっかりしているので安心して読めるが、少し残念。もっと倒叙を読みたかった。ついで言えば、キャラ立ちも弱い。主役の2人はいいキャラクターになりそうな臭いがプンプンしたのだが。すごく残念。2018/08/23

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