双葉文庫
犯罪小説家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 466p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575514322
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新進作家、待居涼司の出世作『凍て鶴』に映画化の話が持ち上がった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は独自の理論を展開し、かつて世間を騒がせた自殺系サイト「落花の会」を主宰していた木ノ瀬蓮美の“伝説の死”を映画に絡めようとする。一方、小野川に依頼されて蓮美の“伝説の死”の謎に迫り始めたライターの今泉知里は、事件の裏に待居と似た男の存在があると気づき―。その企み、恐怖は予測不能。待望の文庫化。

著者等紹介

雫井脩介[シズクイシュウスケ]
1968年愛知県生まれ。2000年に第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』でデビュー。04年に上梓した『犯人に告ぐ』がベストセラーとなり、同年の「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝く。さらに同作は翌年、第7回大藪春彦賞を受賞し、07年、映画公開と同時に文庫化すると、上下巻で110万部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

149
これはジャンル的にはサイコ?ホラー?サスペンス?スリラー?どれだろうね。後味の悪さでは一級品。2014/10/23

gonta19

139
2011/5/13 Amazonより届く。 2021/6/16〜6/23 日本クライム小説大賞を受賞した新進作家、待位涼司。受賞作、「凍て鶴」にホラー界の奇才、小野川充から映画化の話が持ち込まれる。小野川は、凍て鶴と、少し前に世間を騒がせた自殺系サイトとの関連を盛んに主張する。 いやいや、最後はこうなりますか。雫井さんらしい、人の心を疑うことによる不安定さを煽った作品。面白かった。2021/06/23

mura_ユル活動

135
雫井さんの小説は3冊目。人の心を震わせる、冷酷な表現が特徴的な作家で、今回も外さなかった。ミステリー色はあるが残念ながら、先が読めてしまった。主人公が小説作品の賞を受賞する所から話は始まる。偶然にもANAの機内誌『翼の王国』の吉田修一さんの『冒険』で芥川賞の受賞の話を読んだばかり。2018/09/05

🐾Yoko Omoto🐾

117
面白かった。一見自分には関係がない世界(今作では¨自殺¨)だと思っていることも「異常」だと思う概念はいつも「正常」と隣り合わせだというリアルさに考えを覆される。主催者リリーこと木ノ瀬蓮美の自殺で伝説的に幕を閉じたネット心中サークル「落花の会」。作品「凍て鶴」で文学賞を受賞した作家「待居」、「落花の会」と「凍て鶴」に親和性を見出だしインスパイアされた脚本家「小野川」、二人と知り合うことで「落花の会」への興味が再燃したライター「今泉」。その絡み合わせと真相へ向けての惹き付け方が巧く、結末は非常にブラック。2014/01/09

miww

100
新進作家、待居の文学賞受賞作「凍て鶴」。映画化に際し監督、脚本、主演は奇才小野川が収まるが、彼はなぜか「凍て鶴」を数年前消滅した自殺系サイト「落花の会」と強引に結びつけ話はそちらへと向かっていく。周りを気にせず暴走する小野川のこじつけの意図は?サイト幹部の内情や登場人物の歪みと後半は加速し、森での展開は一体どちらが犯人なのか最後まで分からずドキドキしながら楽しめた。終わり方も結構好きかも。2017/03/09

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