未来

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未来

  • 湊 かなえ【著】
  • 価格 ¥1,848(本体¥1,680)
  • 双葉社(2018/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 440p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575240979
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

"「こんにちは、章子。わたしは20年後のあなたです」ある日、突然届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという……。『告白』から10年、湊ワールドの集大成!待望の書き下ろし長編ミステリー!!"

湊かなえ[ミナト カナエ]
著・文・その他

内容説明

ある日、突然届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという…。『告白』から10年。湊ワールドの集大成!待望の書き下ろし長編ミステリー!

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1 ~ 4件/全4件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

876
湊かなえは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者デビュー10周年記念作品&第159回直木賞候補作(3作目/6)ということで期待して読みました。白湊からスタートして黒湊、最期に少し明るさの見える未来の湊と構成の妙は感じられました。直木賞を受賞するレベルの傑作かは微妙ですが、充分可能性はあると思うので、対抗のままステイです。父親に似て不細工な娘も美しい娘も不幸になるのかも知れません。【読メエロ部】2018/06/26

ウッディ

831
父を亡くした小4の章子に届いた20年後の自分からの手紙。今は辛くてもその先に明るい未来が広がっていると思わせる内容だが、未来の自分に宛てての手紙に綴る現状は、辛く悲しく、もう一人、未来の自分から手紙が届く亜里沙の現実も救いがない。他人に優しく、努力した先に存在する希望という未来という言葉のイメージを見事に裏切ってくるあたりがイヤミスの女王と言われる所以のような気がします。なぜ二人に未来からの手紙が届いたかという謎、棘の道を歩むことになった背景も語られ、すっきりしたが、それにしても救いのない物語でした。2019/03/15

鉄之助

824
守ってくれる人がいない、居場所のない子供たち。暗い物語の連続、かと思ったら、「エピソードⅡ」から一気に面白くて、最後まで突っ走るように読んでしまった。いくつかのキーワードが光っていた。放火、ニコチン、石地蔵、ドリームランド…。その言葉たちが、暗喩となって物語に厚みを持たせてくれているようだった。自分で自分を追い詰めないために、「さびしい時は本を読めばいい。心にうかんだ事を書いてみるのもいい」。このフレーズが心に響いた。最後まで読んでから、18ページ(文庫版)を読み返してみると、この本の深みが増してきた。2021/09/18

うっちー

733
湊さん渾身の力作。直木賞狙いですが、暗すぎます2018/06/18

bunmei

677
イヤミス・ワールドにどっぷりと浸かった一冊。なぜこんなに苦しく、辛い物語を書けるのか・・・読んでいて気持ちが萎えてしまいます。しかし、そこは湊さん。次を読みたくなる展開、最後は『未来』に繋がる回収等、500ページの長編ですが、読者を引きつける筆致は流石です。同級生からのいじめ、大人達の悪意や理不尽な暴力、性的な虐待・・・、そうした苦難からも未来からの手紙を信じて、健気に耐え、生きようとする少女達。しかし、結局、弱者である子ども達を守れるのは大人の責務なのだ、ということを改めて感じさせられた一冊でした。 2018/07/31

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