PHP新書<br> 食料危機―パンデミック、バッタ、食品ロス

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食料危機―パンデミック、バッタ、食品ロス

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569848303
  • NDC分類 611.38
  • Cコード C0236

出版社内容情報

ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の
影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深
刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、
さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取
り組みも語る。
[専門家、識者へのインタビュー](所属はインタビュー当時)
「アフリカの食料事情」白鳥佐紀子氏(国際農林水産業研究センター主任研究員)
「パンデミック前後の世界の食料危機の状況」ンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO[国連食糧農業機関]駐日連絡事務所長)
「サバクトビバッタの大発生による被害」前野ウルド浩太郎氏(国際農林水産業研究センター研究員、『バッタを倒しにアフリカへ』著者)
「ミツバチの減少」エクベリ聡子氏、ペオ・エクベリ氏(株式会社ワンプラネット・カフェ)

内容説明

ノーベル平和賞を受賞した国連世界食糧計画によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、極度の食料不安を抱える人は2億7000万人に上ると推計されている。この深刻な食料危機はなぜ発生しているのか。食品ロスの専門家が膨大な情報を分析して解説し、さらに日本の食料危機の歴史や、食品ロスを防ぐための方法、昆虫食や培養肉に関する取り組みも語る。さらにパンデミック前後の世界の食料危機の状況、サバクトビバッタの大発生による被害、ミツバチの減少、アフリカの食料事情について、研究者などにインタビューを行う。

目次

第1章 食料危機の現状(食料危機、飢饉の定義;食料危機の現状 ほか)
第2章 食料危機の原因(分配の不平等;搾取主義の食料システムとヒエラルキー ほか)
第3章 日本の食料危機の歴史(江戸時代の飢饉;米騒動と関東大震災 ほか)
第4章 食料を確保するためには(食品ロス削減;食料安全保障の「利用可能性」 ほか)
第5章 私たちができる100のこと

著者等紹介

井出留美[イデルミ]
食品ロス問題ジャーナリスト。世界的連合Champions12.3メンバー。奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン(株)、青年海外協力隊フィリピン食品加工隊員、日本ケロッグ広報室長等を歴任。東日本大震災の食料支援で食料廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した(株)office3.11設立。2019年の食品ロス削減推進法成立に協力。第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

19
 コロナ渦という未曽有の局面。今こそ本気で考えたい食料問題。世界は繋がっているわけで、自分だけは大丈夫なんて、そんなわけないんだから。過去の著作に比べてやや難解でとっつきにくいですが、そこに著者の本気がうかがえました。2021/05/14

いぬたち

3
内容は飢餓、環境、コロナ、蝗害、食品ロスなど一口に食料危機とタイトルでまとめているが余りにも広いカテゴリーを一つの本にまとめようとしているので主張がボヤけている感があるが、今年の情報が相当量含まれており最新の状況を垣間見る事が出来る一冊。個人的に興味深かったのが昨今世界的に蜜蜂が減少傾向にあり受粉の頻度も下がり結果食品の収穫量が減るという項目の所。ホンマ人間は気づかないところで多くの恩恵を受けているんやね〜。2020/12/30

いっこ

2
「私が食品ロスを出さなかったからといって、飢えている人のお腹が膨れるわけじゃない」という言葉、私も聞いたことがある。なんという想像力のなさ!世界人口の増加、貧困や飢餓の現状、分配の不平等、気候変動や生態系の変化といった要因を知れば、これは自分にも関係していることとわかるだろう。コロナ禍は、そういう意味で食の見直しのチャンスと改めて思った。昆虫食も試してみようかな。2021/05/28

めるみ

2
「飢えで死ぬよりウイルスで死ぬ方がマシだ‥」 我々はステイホームと言われても、飢え死にすることはないが低所得国は、食べるものがなくなってしまう。 飢餓というものは、日本にいると感じられないが地球規模で見ると深刻な問題。現在進行形。 とはいえ、すぐに何かを変えられない。そのため、今、自分に出来ることやっていこう! 今もやってはいるが、食品ロスをなくす。無駄な買い物はしない。生ゴミ処理などゴミを減らす。2021/03/18

T

1
P39 アメリカは、『食料は軍事とエネルギーと並ぶ国家存立の3本柱』という考えを持っています。つまり、食料は軍事と同じ安全保障の要です。 P157 記録し、見える化することは、意識を変え、行動を変えていく P187 たとえばコオロギを繁殖させるには、同じタンパク質量を得ようとした場合、牛に比べて、飼料は6分の1で済み、羊の4分の1、豚やニワトリの2分の1の飼料で済む。 P188 ハンバーガー1個を作るのに使われている水の量は2400リットルから3000リットルに及ぶ。2021/05/29

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