出版社内容情報
流通ジャーナリストだった故・金子哲雄氏の妻が考える「引継ぎ」とは何か。在宅医療、スピリチュアルペイン、死後も続く関係を考える。
【著者紹介】
編集者、故・金子哲雄氏の妻
内容説明
自分が生きてきた証を残すためでなく、自分の死後を始末するためでもない、「引き継ぎ」とは一体どういうものか。残されるものとして、パートナーとどう接していけばいいのだろうか。死という“点”をとおして、夫婦とは、結婚とは、そして、ともに生きる意味とは何かを考える。
目次
第1章 金子哲雄の死の準備(金子哲雄は、なぜ死の準備に積極的に取り組めたか;連続した「今」の延長線上で、死を迎える ほか)
第2章 引き継げる関係をつくっておく(引き継ぐ時には、もう「あの世サイド」にいる;最初の期待値は低いほうがいい ほか)
第3章 「引き継ぎ」から生まれること(人間関係は死後も継続される;生と死の境は線一本 ほか)
第4章 「死」とは何か?(医療のせいにしすぎない;「死の受容」という言葉に違和感 ほか)
第5章 「引き継ぎ」のすすめ(エンディングノートはいらない;引き継ぎに必要なもの ほか)
著者等紹介
金子稚子[カネコワカコ]
1967年、静岡県清水市(現:静岡市清水区)生まれ。静岡女子短期大学(現:静岡県立大学短期大学部)卒業。雑誌・書籍の編集者、広告制作ディレクター。2012年10月に亡くなった流通ジャーナリスト金子哲雄の妻。一般社団法人日本医療コーディネーター協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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