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「強い日本」を取り戻すためにいま必要なこと

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569811857
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日本人とアメリカ人は本当に分かりあえるのか? 日米を代表する論客3人が、アジアの平和・繁栄・幸福を守るための根本的施策を問う。

【著者紹介】
評論家

内容説明

憲法改正、基地問題、歴史認識…日本では、経済(アベノミクス)の変化に加えて民意と社会の大変化が起こるだろう。安倍首相の唱える「戦後レジームの総決算」をやるなら今しかない!やばいアメリカ、瓦解する中国を横目に、いかに強国・日本を取り戻すか?3人のストロング・ジャパン派による緊急鼎談。

目次

第1章 ストロング・ジャパンへの期待と恐れ(アメリカの「ウイーク・ジャパン派」と決別せよ;超党派でまとまるウイーク・ジャパン派 ほか)
第2章 『遠野物語』と日本の奥義(アイデンティティに目覚める日本人;『武士道』は日本精神に非ず ほか)
第3章 やばい!アメリカ(アイデンティティ総崩れの国;平和ボケのカーナビが使えない ほか)
第4章 中国の弱み(体制批判を始めた中間層;危険水域に入った格差大国 ほか)
第5章 憲法改正と戦後秩序の総決算(国内的にも国際的にも破綻状態;前文に盛るべきは国柄の見事さ ほか)

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド] [Morse,Ronald A.]
1930年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター理事長、東京財団会長などを歴任し、現在は日本財団特別顧問、三谷産業監査役、原子力安全システム研究所最高顧問

田久保忠衛[タクボタダエ]
1933年千葉県生まれ。早稲田大学第一法学部卒業後、時事通信社に入社。ハンブルク特派員、那覇支局長、ワシントン支局長、外信部長、解説委員等を経て、1984年より杏林大学社会科学部教授。現在は同大学名誉教授。法学博士。96年第12回正論大賞受賞

モース,ロナルド[モース,ロナルド]
1938年米国ニューヨーク市生まれ。カリフォルニア大学バークレー校卒業。プリンストン大学大学院にて柳田國男と民俗学をテーマに博士号取得。国防総省戦略貿易チーム主任研究員、経済戦略研究所副理事長、メリーランド大学国際プロジェクト部長などを歴任。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教授、麗澤大学国際経済学部教授も務めた。現在は三技協取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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T坊主

5
1)平安時代が本来の日本、軍隊も警察も持たず400年続いた。2)黒沢明がやったことは日本的でない、切って切ってきりまくると欧米人にはよく分かるから受けた。3)内部が分裂している社会や組織、国家はコストがかかる。お互いを信用をする社会は効率が上がる。4)雇用空洞化はグローバル化の当然の帰結。5)世界の国々は内政の文明化がうまくできなくて困っている。日本は歴史的伝統的な核があって国家統一が完成しているから、内部には国家的な大問題がない。6)日本の独立は、日米だけでなく、米中関係の枠の中で考える必要がある。 2014/01/02

しんたろう

1
日下・田久保の保守論客と知日派米国人学者モースの鼎談形式による強い日本の再構築のための政策提言。モースによる米国の一枚岩とは言えないお家の事情は貴重な情報。日本異質論に立ち安保と非核で半人前国家として封じ込め、中国とはパートナーシップを構築すべしという意見が民主党・国務省に根強い現実と、強きアメリカをリードしてきた白人中産階層が経済的にも人口的にも力を失いつつある現実の指摘は厳しい。更にモースまで慰安婦・歴史問題には謝罪しかないという意見なのには暗澹とする。何とかしよう!皆さん!!2013/09/21

hdo obata

1
中国の脅威に対抗するには改憲して「普通の国」になるしかない!だろう。「ストロング ジャパン」がアメリカにとって脅威ではなく、東アジアの「バランス オブ パワー」に資するものである。アメリカには十分な根回しが必要でしょうが!日米にとってお互いの国益にかなうと思う。 2013/09/08

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