出版社内容情報
広く世界を見渡しても、日本くらい長くデフレに悩んでいる国はない。なぜか──新進気鋭のエコノミストが政府・日銀の失政を糾弾。
【著者紹介】
第一生命経済研究所 主任研究員、エコノミスト
内容説明
米国も、中国も、いまや一九八五年のプラザ合意以降の「日本の失敗」を「反面教師」として経済運営を進めている。「超一流」を自任した日本経済をここまで落とした政府・日銀の失敗とは?そして、いままた繰り返されようとしている勘違いとは?気鋭のエコノミストが提唱する、日本が立ち直る「唯一の道」とは。
目次
1 日本経済、地盤沈下の真実
2 日本は世界で唯一のデフレ国
3 インフレなくして経済成長なし
4 マネーに翻弄される世界経済
5 円安こそ「成長のエンジン」だ
6 財政再建か、デフレ脱却か
7 消費は景気を支えるか?
8 日本を「脱出」する日本企業
9 「最後の砦」は海外部門
10 女性とお金が支える日本経済